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図画工作分野・美術分野芸術専修

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美に触発される意欲 意欲が創る人と社会

本分野では、美術表現の幅広さや奥深さ、教育の意義を学ぶことを目標に{絵画、彫刻、デザイン、工芸、美術理論・美術史、美術科教育}の6つの領域から構成されたカリキュラムで学びます。そのため1・2年次は、全領域をバランス良く学修し、造形美術活動の楽しさを体験すると共に、美術の各領域の教育方法・内容の基礎を身に付けます。3年次は、教育実習で教育指導の経験を積むと同時に、将来、各自が自信を持って教師として活躍出来る様になるため、興味・関心を抱いた領域を探究し、自らの専門性(個性)となる研究テーマを明確にして行きます。4年次は、研究テーマに関する卒業研究(作品制作または論文執筆)に取り組み、その成果を、大学教育の集大成である卒業展覧会において発表します。

多くの卒業生は小学校・中学校・高等学校の教員になりますが、大学院への進学者もあり、美術教育の実践者及び研究者として幅広く活躍しています。

絵画第一実習室
彫刻実習室
美術共通工房

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こんな授業 こんな研究

平野 英史 准教授

図工・美術分野はひと言で表すと「自由」です。私が学生として過ごした十数年前から変化のない当たり前のことです。音楽を聴きながら描く人がいたり、作品の前で深く考え込む人がいたりします。学生と教員(先生も作品をつくります)と卒業生など様々な人々が集まり、自分のしたいことをしているということが歴史の古い総合大学・埼玉大学の気風なのです。美術大学では画家やデザイナーなど、仕事をするための方法を専門に学びますが、埼玉大学ではもう少し広く美術を捉えます。それは、すぐに役立つものではないかもしれませんが、大人になる少し前の皆さんには必要だと考えています。私の専門は、工芸制作(鉄でプラモデルのオブジェをつくる)と教育学(図工の工作の歴史を研究している)です。子どもの頃からプラモデルをつくることが好きで、アニメ・映画・ゲームなどからヒントを得ています。もちろん、学校の先生になるという道も用意しています。

主な授業科目

中等美術科指導法、絵画基礎実技、絵画研究、彫刻基礎実技、彫刻研究、デザイン基礎実技、デザイン研究、工芸基礎実技、美術史概論、日本美術史、造形芸術学概論、美術理論、ミュージアム・コラボレーション  他

学生の声Student's Voice

4年生

埼玉大学の図画工作・美術分野では、美術にかかわる色々な内容(絵画・彫刻・工芸・デザイン・美術教育など)をひと通り学んだ後に専攻したい分野を決定します。自分の表現活動の方法を深めるだけでなく、将来、教師になった時に必要となる教える側の視点から美術を捉えることを学びます。少人数教育のために、学年を超えた学生同士の交流や様々な分野の先生との活動など、美術を中心とした多様な関係から深い学びを体験することができます!