博士前期課程の修了認定・学位授与の方針

 博士前期課程においては、所定の教育課程を修め、専攻する専門領域(分子生物学、生体制御学、物理学、機能材料工学、基礎化学、応用化学、数学、電気電子システム工学、情報システム工学、機械工学、メカノロボット工学、環境システム工学のいずれか)に関する専門知識を基に研究を行い、求められる能力を獲得し資質を涵養した者に、修士(理学又は工学)の学位を授与する。
 

博士前期課程の教育課程編成・実施の方針

 博士前期課程においては、学部専門教育との一貫性を重視する立場から、適切な教育課程を編成し、「修了認定・学位授与の方針」にかなう質の高い教育を実施する。そのため、理工学研究科に以下の専攻とコースを設置し、学生は1年次よりいずれかのコースに所属し、指導教員を決め、指導教員の指導の下、修士論文を書くことになる。
 生命科学系専攻      分子生物学コース    生体制御学コース
 物理機能系専攻      物理学コース      機能材料工学コース
 化学系専攻        基礎化学コース     応用化学コース
 数理電子情報系専攻    数学コース 電気電子システム工学コース 情報システム工学コース
 機械科学系専攻      機械工学コース     メカノロボット工学コース
 環境システム工学系専攻 環境社会基盤国際コース 環境制御システムコース
 学生は、各コース毎に開講される専門科目の授業を受講する。専攻によっては、専攻共通の分野横断的な授業を開講する。指導教員の指導の下、修士論文を書くことを目標に、コース毎に工夫したカリキュラムを編成している。
 各科目の評価は、教員が学生に示した到達目標を学生がどの程度達成したかで評価する。評価はグレードポイント(GP)で行い、それらの平均値をGPAとして平均成績の評価を行う。また、修士論文は複数教員で審査しその合否を判定する。