1969年生まれ、出身は山梨県。慶應義塾大学卒業後、日本電信電話株式会社に入社。
1998～2000年の間は米国留学後、Claremont Graduate UnivにてMBA（Drucker　School）を取得。
社内では、いくつかの業務分野（法人ビジネス、人事採用・人材開発、マーケティング・販売チャネルマネジメント、新規事業開発、社内組織改革等）を経験。
その後、地域経営の責任者として東京北支店長などを経て、2022年より現職の執行役員　埼玉事業部長の任に就き、関信越エリア（埼玉/長野/群馬/栃木/新潟）の事業基盤強化、地域戦略の企画推進、収益拡大に注力。
包括連携協定を締結する埼玉大学の教授として着任。
DX実例を素材に「社会課題を解決し、変革を起こすイノベーターに必要な素養、スキル能力、スタンスについて」をテーマとした講義を設定、ドローン操縦演習やIoTセンサーキット開発演習、ビジネスモデル立案演習などのPBL（Project Based Learning）を通じて学生の課題解決力を高める授業を展開しています。

・課題解決型特別演習FⅠ
・課題解決型特別演習FⅡ

物事を多面的に捉え、知的好奇心をもって課題解決にチャレンジしていくことは、社会に出てからますます重要になります。本講義では、地域課題解決に向けたビジネスモデルの社会実装を通じて、イノベーションを図るためのスキルを体験すべく、多角的な演習授業を行います。社会から求められる即戦力人材を目指して、自身の強みや弱み、立ち位置を明確にすることで、不足しているスキルを認識、今後の学習に活かしてもらいたいと考えています。

昨今、技術の革新は急速なスピードで進んでいます。ChatGPTなどの新しい技術も、2～3日あれば世界中に広まります。
しかし、人の行動や、社会の変化はそこまで急速には変わることができません。そのギャップこそがビジネスチャンスであり、コンフリクトです。

社会がどのような状況になっても、物事を多面的に捉え、知的好奇心をもって課題解決や新しい取り組みにチャレンジしていくことが、今後、世の中で活躍するためにはとても重要です。

アクティブラーニングを通じて、ビジネスモデル検討の『楽しさ』や『難しさ』を感じながら、様々なスキルやスタンスの現状レベルを認識し、自己啓発のきっかけ作りとなるようなカリキュラムを用意していきたいと考えています。