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2021/10/29

養護教諭の仕事を通じて子どもたちに接することで、自分も成長させてもらっています

教育学部2016年度卒業生 與那嶺 香菜子さん

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Profile

埼玉県 羽生市立村君小学校 養護教諭與那嶺 香菜子さん

茨城県立古河第三高等学校出身
2017年3月 埼玉大学教育学部養護教諭養成課程卒業
2017年4月より現職

埼玉県北東部に位置する羽生市は、江戸時代に始まったという藍染めの綿織物で知られる歴史ある街です。そんな市の中心部から北西に約7㎞、のどかな田園風景が広がる場所にある村君小学校の養護教諭は、埼玉大学の卒業生。「知・徳・体の調和のとれた人間性豊かな子どもの育成」に取り組むこちらの小学校で、子どもたちの心身の健康を守るために、様々な取り組みを進めています。

保健室にやってくる子どもだけでなく

すべての子どもの健康を守るために

養護教諭――いわゆる“保健室の先生”の仕事は、皆さんが想像する通り、子どもたちの怪我や体調不良への救急処置、あるいは精神面のサポートが主なものになります。しかし、その他にも様々な仕事があることはあまり知られていないかもしれません。
例えば、「手洗い・うがい」や「歯磨き」などの生活習慣指導や、健康診断の計画、準備、実施なども養護教諭の仕事。さらに学校で行う新型コロナウイルス感染症の対策においても、中心的な役割を担っています。つまり、養護教諭は学校全体の保健や衛生の管理を担う存在だと言えるのです。


養護教諭になって約5年という月日が経ちましたが、この仕事の魅力は、何と言っても子どもの成長を間近で見られること。元気いっぱいに笑顔で過ごしている子どもたちの姿を見ることが仕事に対するモチベーション向上にもつながっています。
仕事をする上では、子どもをはじめ、保護者の方々、他の先生方も含め、まずはきちんと話を聞くことを心がけています。また、登下校の際に子どもたちと交わす何気ない会話でも、普段と変わった様子がないか注意するようにしています。そこから心身の不調に気づけることもあるからです。
養護教諭は、基本的に学校に1人ですので、他校の養護教諭とのつながりがとても大切になります。同じ市内の学校で仕事をしている先生方はもちろん、養護教諭になった埼玉大学時代の同期たちは、色々な相談や情報交換ができるかけがえのない存在ですね。

狭き門である採用試験を突破できたのは

埼玉大学の仲間のおかげ?

小学校で肘を骨折した際に、保健室の先生のお世話になって以来、養護教諭に対する憧れがありましたが、はっきりと「この道に進もう」と考えたのは、高校時代のことです。1つの学校に1人の枠しかない養護教諭は、比較的狭き門なので、大学に入ったら相当努力しなければいけないという覚悟で進学しました。
私の代の養護教諭養成課程には、23名の学生が在籍していましたが、埼玉大学の教育学部 養護教諭養成課程は、学生数が少なく、先生との距離が近いことが特徴だと思います。おかげでとても丁寧な指導を受けることができました。


また、同じ目標を目指し、切磋琢磨した仲間の存在も大きかったです。毎日、長い時間をかけて勉強していると気が滅入ることもありますが、そんな時でも大学に行って勉強してる仲間の姿を見れば、自然に頑張ることができました。骨折した際の応急処置など、実技の練習を、お互いの腕や脚を使って行ったのもよい思い出です。
卒業論文では、教員を目指す教育学部生に、食物アレルギーに対する意識や知識を調査して、教育現場におけるアレルギー対応の課題の考察を研究テーマにしました。この研究の内容は、教員がアレルギーに対する正しい知識を身につけるための研修を実施する際の助けになっています。
教育実習のほかに、現職の先生方を招いてお話を伺う機会があったり、埼玉大学では、現場感を重視した学びが充実していた印象です。当時のお話の内容は今でも思い返しますが、実際に仕事をする上で役に立つものばかりですね。
成長過程の大切な時期にある子どもたちの健やかな成長に貢献できるこの仕事は、大きな責任が伴うのと同時に、大きなやりがいも感じられます。もし養護教諭を目指すのなら、丁寧で細やかなサポート体制が整っている埼玉大学の教育学部 養護教諭養成課程で学ぶのがおすすめです。

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