11月2日(木)に埼玉大学先端産業国際ラボラトリーにおいて、メディカルイノベーション研究ユニット(MiU)第4回ワークショップを開催しました。
本ワークショップは、「多価化が拓くイノベーション」をテーマに実施され、企業、大学関係者など約50名が参加しました。
始めに、松岡浩司 大学院理工学研究科教授より挨拶がありました。
続く講演では、「糖鎖高分子による多価化合物の開発、材料への展開」と題し、三浦佳子 九州大学大学院工学研究院教授より、次いで、「抗体結合タンパク質の最適な多価化による活性向上と、蛍光免疫センサー構築への応用」と題し、上田宏 東京工業大学科学技術創成研究院教授より、それぞれ約45分間の講演および質疑応答がありました。
さらに、松下隆彦 埼玉大学大学院理工学研究科助教より「生体物質認識を支援するクラスター化技術」についての講演および質疑応答がありました。
また会社紹介として、参加いただいている企業のうち、興研株式会社、アルバック機工株式会社より、企業における様々な取り組みや製品技術の紹介をしていただきました。
ワークショップ後の交流会では、打ち解けた雰囲気の中での情報交換が行われ、有意義な機会となりました。