「ロボット開発人材育成セミナー」は、埼玉県の委託事業として、本年4月に設置された埼玉大学先端産業国際ラボラトリーが事務局となって開催しています。

本セミナーでは、ロボットの設計・開発を担える人材の育成を目的として、特に、中小企業の技術者・研究者を対象に、ロボットの設計・開発に必要となる材料力学、機械力学、計測工学、制御工学、メカトロニクス、ロボティクス、人間支援工学などについて講義を行うとともに、それらに関連する演習・実習を行います。

第7回セミナーでは、生体計測・人間支援関連技術をテーマに、本学の先端産業国際ラボラトリー所長である、綿貫啓一大学院理工学研究科教授の講義が行われました。

開催日時: 平成29年1月11日(水) 13:00~16:30

開催場所: 埼玉大学 工学部機械工学科棟4階第1会議室

テーマ生体計測・人間支援関連技術(講義・実習)

概要

 講義では、ヒューマンインターフェイス技術、 メカトロニクス、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)技術、人に優しい機器設計法、非侵襲脳機能計測、ブレイン・マシン・インターフェイス技術について解説するとともに、超高齢社会を見据えた生活支援への応用など、今後の展望が解説されました。

実習では、ウェアラブル光トポグラフィ、ヘッドマウントディスプレイ、床反力計など、さまざまな生体計測装置を用いた人間支援技術の体験を通して、活発な質疑応答の場面も見られました。

参加人数: 10名