「ロボット開発人材育成セミナー」は、埼玉県の委託事業として、本年4月に設置された埼玉大学先端産業国際ラボラトリーが事務局となって開催しています。

本セミナーでは、ロボットの設計・開発を担える人材の育成を目的として、特に、中小企業の技術者・研究者を対象に、ロボットの設計・開発に必要となる材料力学、機械力学、計測工学、制御工学、メカトロニクス、ロボティクス、人間支援工学などについて講義を行うとともに、それらに関連する演習・実習を行います。

第8回セミナーでは、プログラミング関連技術をテーマに、本学の先端産業国際ラボラトリー所長である、綿貫啓一大学院理工学研究科教授と楓和憲助教による講義が行われました。

開催日時: 平成29年1月25日(水) 13:00~16:30

開催場所: 埼玉大学 工学部機械工学科棟4階第1会議室

テーマプログラミング関連技術(講義・実習)

概要

 講義では、身近なIoT(Internet of Things:モノのインターネット)の利用例が紹介され、これらが簡単なマイコンボードで実現可能であることが解説されました。

また、PIC(ワンチップ・マイコン)の基本構造の説明と簡単なプログラミング演習を行いました。

実習では、Arduino(アルドゥイーノ)を利用し、プログラミングを行うことでLEDを光らせたり、ブザー音を鳴らすなどの課題に取り組みました。

参加人数: 11名