埼玉大学連続市民講座 part 16
埼玉大学/読売新聞さいたま支局 共催
【後援】埼玉県教育委員会/さいたま市教育委員会
埼玉県商工会議所連合会/埼大通り商店会/コープみらい/埼玉りそな銀行/武蔵野銀行/埼玉縣信用金庫
開講日時
毎回土曜日14:00~16:00(開場13:30、第1回・5回は16:10まで)
会場
埼玉大学全学講義棟1号館3階 1-301講義室
埼玉大学へのアクセス・構内案内図は、交通・キャンパスマップのページをご覧ください。
埼玉大学交通・キャンパスマップのページへ移動します
定員
300名(定員を超えた場合は同棟1-304講義室でモニター受講となります)
※座席と座席の間は空けません
受講料
無料
対象・参加申込
どなたでも受講できます。高校生、大学生の皆さんもぜひご参加ください。
事前のお申込は必要ありません
修了証の発行の申請フォームは、令和7年7月頃の公開予定です。
なお、修了証については対面またはオンラインにて、4回以上受講された方が対象となります。修了証の送付については、9月下旬~10月上旬を予定しております。
その他
・手話通訳をご希望される方は、準備の都合上、各開催日の2週間前までに問い合わせ先までご連絡ください。
・お車でお越しの際は、学内に駐車場がございますので、正門左手の守衛所にて入構手続きをしたのち、ご利用ください。なお、学内の駐車場は台数に限りがございますので、予めご了承ください。
・未就学児のご入場はご遠慮ください。
講座ラインナップ
第1回 | 令和7年5月10日(土)14:00~16:10 |
教育学部 |
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情報通信技術の進展とこれからの教育の在り方 | ||
本講座では、まず情報通信技術(ICT)の歴史を振り返り、その発展をたどります。学校教育におけるICTの役割に注目し、eラーニングやオンライン教材の活用状況について解説します。ICTが教室にもたらすメリット(例:個別学習の支援、多様な教育資源へのアクセス、バーチャル教室による遠隔教育)などを紹介します。これらの現在の教育方法を確認しながら、今後のイノベーションとのつきあい方を構想していきます。(参加者の皆さまには、手を動かした創作活動を予定しています) | ||
第2回 | 令和7年5月24日(土)14:00~16:00 |
准教授 大茂矢 由佳 |
「移民社会」としての日本とメディア | ||
日本には今、約360万人の外国籍者が暮らしており、その多くが働き手/納税者として日本社会・経済の一端を担っています。人手不足を背景に、政府は外国人労働者の受入れ拡大の方針を明確に打ち出しており、外国籍者のさらなる増加が確実視されています。急速に移民社会化が進む日本にとって、多様な文化的背景をもつ人々とどのように向き合っていくかは重要な課題です。本講座では、この点をメディアという切り口から考えてみます。 |
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第3回 | 令和7年6月21日(土)14:00~16:00 |
教授 宇田川 元一 |
経営と対話 -構造的無能化を乗り越え、未来への適応力を構築する- |
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今日多くの日本企業が緩慢な衰退からの変革という課題を抱えています。しかし、こうした状況に対し、必要な変革が進まない背景には構造的な問題が存在します。本講義では、企業変革に伴うジレンマが構造的に発生するメカニズムを解き明かし、その上で、構造的な問題に対するアプローチを考えていきます。そこから見えてくることは、経営とは対話である、というテーマです。本講義では、対話がいかに変革において、あるいは、経営において中心的な論点であるかを掘り下げて考えていきましょう。 | ||
第4回 | 令和7年7月5日(土)14:00~16:00 |
准教授 辻 俊明 |
ロボットは次の産業革命を起こせるか -情報技術とともにAIで進化するロボット- |
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この10年間のAI技術の進歩は目覚ましく、人間と対話しているかのように応答する生成AIの登場は、多様な作業をコンピュータがこなす未来を示唆しています。生成AI技術は言語処理から画像処理、音声処理へと展開され、こなれた動きで作業するロボットへの応用も次々と登場しています。本講義では、AI技術の発展がロボット技術にどのように影響するか解説し、最新のロボット動画を交えながら、今後の社会変革の可能性を議論します。 | ||
第5回 | 令和7年7月19日(土)14:00~16:10 |
教授 寺田 幸功 |
最前線の宇宙観測に学ぶ革新的技術とのつきあい方 | ||
美しい星空を眺めていると、どのように宇宙が生まれ、物質が創られ、世界をめぐり、どういう運命を辿るのか、様々な興味が湧いてきます。宇宙科学はこうした知的好奇心を原動力に、技術革新を伴って発展してきました。宇宙を観る先進的な技術は、医療や災害対策など社会で活用される一方で、意図せず転用されて不幸を招く危険もあります。最新の宇宙科学の成果を紹介しつつ、最先端技術とどう付き合うべきかを考えます。 |