埼玉大学先端産業国際ラボラトリー(以下、先端ラボ)は、平成31年3月25日(月)、第23回ヘルスケア・イノベーション・ワークショップを開催し、企業、産業支援機関、大学関係者など39名の参加がありました。

冒頭に主催者を代表して、先端ラボ綿貫所長より開会の挨拶がありました。

最初にご講演いただいたジュリアン デニス氏をドイツからお招きし、自らCEOをつとめるスポーツイノベーションテクノロジー社の製品であるExerlightsについて、「アスリートの知覚・認知・反射神経を活用したトレーニング「Exerlights」」と題して、スポーツ選手がどのようにExerlightsを使用し、どういった効果が上げられるのかなどのお話がありました。

次に、『ガス分析装置「ポータブルIAMS」~医療機器分野における非侵襲の診断機器を目指して~』と題して、株式会社C&Vテクニクスの代表取締役の鵜飼勝三氏より、会社を立ち上げ、現在ポータブルIAMS装置を開発、販売するまでの事業内容についてご説明がありました。 その後、主幹研究員の松本真理子氏より、ポータブルIAMSを用いての医療分野での想定使用例など、大手分析機器メーカーとは違った目線で開発をし、いかに社会に貢献するかについて、お話がありました。

最後に綿貫先生より、2018年度の先端産業国際ラボラトリーの活動報告がなされました。

今回が本年度最後のワークショップになります。

来年度も同様に興味深いワークショップを開催予定です。