埼玉大学先端産業国際ラボラトリー(以下、先端ラボ(※))は、平成29年11月10日(金)に「第10回ヘルスケア・イノベーション・ワークショップ」を開催し、企業、行政、大学関係者など66名の参加がありました。

本ワークショップは、さいたま市、公益財団法人さいたま市産業創造財団、Cluster Mechatronik & Automation および Friedrich-Alexander University FAPS に共催いただき開催いたしました。

冒頭に主催者を代表して、本学先端ラボ 綿貫所長より挨拶があり、続いて、さいたま市経済局商工観光部産業展開推進課 矢口課長より挨拶およびドイツ・バイエルン州のクラスターと連携を始めた背景について説明がありました。

講演では、Friedrich-Alexander University Director of Research Sector Mr.Sebastian Reitelshöferより「Smart Manufacturing New Robotic Applications for Industry and Healthcare」として、ドイツの清掃現場やヘルスケア分野でどのようにロボティクスが応用されているかについて、Cluster Mechatronik & Automation Member Board of Directors Mr.Karl-Heinz Johntより「Industrie 4.0/Internet of/Things Digitalization – The world is changing」として、Industrie 4.0 と言われている新しい産業の推進・動きについて、ドイツの現状と課題についてご紹介いただきました。

それぞれ豊富な写真とデータを使ってわかりやすくご紹介いただき、ヘルスケア・メカトロニクス分野におけるIoT・ロボット技術の新たな潮流を知ることができました。

なお、第11回ワークショップは12月6日(水)に開催する予定です。

(※)埼玉大学先端産業国際ラボラトリーは、産学官金連携による研究・開発協働、事業化等を見据え、大学と産業界・地域社会のインターフェィスとして、共創型ワークショップや先端産業インキュベーションを実現するために平成28年4月に設置されたものです。