「ロボット開発人材育成実践セミナー」は、昨年度に引き続き、埼玉県の委託事業として埼玉大学先端産業国際ラボラトリーが事務局となって開催しています。
本セミナーでは、ロボットの設計・開発に必要となる基礎知識の講義・演習・実習を行うとともに、設計・製作の総合実習を通して、先端産業分野を担える人材の育成を目指します。特に中小企業の技術者・研究者を対象に、設計・メカトロニクス要素、振動解析、強度解析、運動解析、計測・制御工学、プログラミング技術、生体計測・人間支援関連技術、ロボットビジネス・マネージメント基礎などについての講義・演習・実習・討論を行い、さらにロボット関連研究室・施設見学およびグループ討論を通じて、実際に製作するロボットの課題を設定し、ロボティクス設計総合実習、ロボティクス製作総合実習を行います。
第8回セミナーでは、先端産業国際ラボラトリー所長である大学院理工学研究科 綿貫啓一教授と大学院理工学研究科 楓和憲助教によるプログラミング関連技術の講義が行われました。

開催日時: 平成29年11月1日(水) 13:00~16:30
開催場所: 埼玉大学 研究機構棟1階 108室
テーマ: プログラミング関連技術(講義・実習)
概要:
 講義では、回路図を参考にプログラミングができることを目指し、主にPIC (ワンチップ・マイコン PIC16F84A)の基本構造について詳しい解説がされました。また、回路図とその動作についての説明があった後、簡単なプログラミング演習を行いました。
実習では、アシスタントの助言を受けながら、Arduino(アルドゥイーノ)を利用したプログラミングを行い、LEDを光らせたり、ブザー音を鳴らすなどの課題に取り組みました。

参加人数: 15名