「デジタルトランスフォーメーション(DX)技術を活用したものづくり人材育成実践セミナー」は、昨年度に引き続き、埼玉県の補助を受け埼玉大学先端産業国際ラボラトリーが主催しています。
本セミナーではデジタルトランスフォーメーション、人工知能、データサイエンスなどについて、基本的な考え方から学び、知的活動を実現する技術として、認識、理解、学習、判断、予測などの主な技術についてやさしく解説するとともに、最新技術動向について紹介します。さらに、デジタルトランスフォーメーションに係る実際のシステム、AI、ロボットを設計・製作し、 最終日の課題成果発表会では、グループごとに成果を発表するとともに、総合討論を行いロボット開発に関する知識・技術を深化させます。
第6回セミナーでは、大学院理工学研究科綿貫啓一教授・TAによる「メカトロニクス概論」「メカトロニクス、IoT、VR、3Dプリンタ実演」についてオンライン講義・演習を行いました。

開催日時令和3年11月4日(木) 13:00~17:00

テ ー マ :メカトロニクス概論(オンライン講義)
メカトロニクス、IoT、VR、3Dプリンタ実演 (オンライン講義・実演)

概    要:メカトロニクス(Mechatronics) は、機械工学、電子工学、情報工学が融合したものです。メカトロニクスシステムの代表的な例としては、ロボット、情報家電機器、などが挙げられます。前半の講義では、メカトロニクスの基礎知識、メカトロニクスシステムの設計法、VRおよび3Dプリンタの基礎知識および設計への応用事例について概説しました。後半の実習では、Fusion 360を使用して机の3Dデータを作成し、強度解析、ARデザインレビューを行いました。また、3Dプリンタを用いたジェネレーティブデザイン実習を行いました。
参加人数18名