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埼玉大学教育学部 自然科学講座理科分野 物理学研究室

このページは、物理学実験履修者に向けたページです。

物理学実験について

 物理学実験は埼玉大学教育学部自然科学講座理科分野に所属する学生が 通常第2学年において履修する通年必修科目である。
 この科目では、現代の物理学実験で用いられる実験機器類の用途・動作原理を説明 を受けた上で実際の実験を行っていく。実験を通じて学生がそれらを使いこなせるような技能を 獲得し、所望の物理量を実験的に決定することができるようになることを目標としている。

諸注意

■履修と実験の進め方
  • 履修者は、2グループに分かれて水曜4・5限もしくは、 木曜4・5限に履修する。
  • 履修に関する指示は教育学部B棟3階の掲示板を見て、確認すること。
  • 自分が行う実験とパートナーは、教育学部B棟3階の掲示板に貼り出されるので各自、 確認すること。なお、掲示板に貼り出された一覧には教員の許可なく 書き込まないこと。
  • 介護等体験などの理由で欠席の予定が入った場合は早急に実験室内の 欠席届にて教員に伝えること。
  • データの改ざんを防ぐため、実験ノートはボールペンでのみ記述すること。

  • ■レポートに関して
  • レポートの提出日は、原則実験日の2回後の授業までとする。ただし、実習等の理由で 期限までに提出できない場合はその限りではない。
  • レポートには、出席番号、実験課題番号、実験課題名、実験日、提出日、 天気、気温、湿度、共同実験者、学籍番号、氏名を記載した表紙をつけること。 ( 実験レポート 表紙例(pdf版)
  • 目的 → 理論 → 方法 → 結果 → 考察 … のような流れが分かるような レポートを目指すこと。
  • すべて“手書き”で作成すること。Word , Excel 等の表計算ソフトは使用禁止である。
  • 単位のある量には必ず単位を記述すること
  • 考察については、具体的かつ定量的な理由を示すこと。

  • 誤差について

     誤差に関する詳細は、物理学実験の授業内において説明を行う。ここでは、 レポート作成時に特に注意すべき点について言及する。

  • アナログ機器の読み取り誤差は最小目盛の±1/10、副尺のあるものは最小目盛の±1/2である。 また、デジタル機器は読み取り誤差は最小目盛の±1/2である。
  • 有効数字について、測定値の桁数や計算で使用した値の桁数と吟味しながら記述すること。
  • 算出した誤差と機器の読み取り誤差について、より幅の大きいものを実験の誤差とする。 なお、レポートにはなぜその誤差を実験の誤差としたのか、理由も合わせて明記すること。
  • 誤差の桁数について、最確値の桁数と比較し、算出した誤差が大きすぎないかを考えること。 誤差が大きすぎる場合、計算に誤りがある可能性が高いので計算しなおすこと。
  • 実験一覧

     実験の詳細については、それぞれのページを参照すること。

    基礎実験 §5 ノギス
    §6 マイクロメーター
    §7 球面計
    §8 Amslerの面積計
    §9 天秤
    §11 回折格子の作製
    §13 Bordaの振り子
    応用実験 §16 比重びん
    §17 Hareの装置による密度
    §20 Ewingの装置によるYoung率
    §21 ねじれ振り子による剛性率
    §22 Jollyのばねばかりによる表面張力
    §24 回折格子による光の回折
    §26 固体の線膨張
    §29 固体の比熱
    §30 液体の比熱
    §33 気柱の共鳴
    §36 Meldeの実験
    §39 薄いレンズの焦点距離
    §43 顕微鏡による屈折率
    §44 プリズム分光計
    §51 等電位線
    §58 電流による熱の仕事当量
    §63 ダイオード・トランジスタ

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