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2023/05/30

ようこそ! 日常に彩りを与えてくれる手話の世界へ

埼玉大学手話サークル ゆびつむぎ

Profile

(左から)

活動部
鈴木 竹千代さん
経済学部経済学科(夜間主コース)3年
(東京都立つばさ総合高等学校出身)

山本 雄大さん
教養学部 哲学歴史専修課程 2年
(埼玉県立川越高等学校出身)

代表
佐藤 侑人さん
教育学部 学校教育教員養成課程 小学校コース 心理・教育実践学専修 3年
(開智高等学校出身)

広報部長・サークル創設者
長谷 玄武さん
教育学部 学校教育教員養成課程 特別支援教育コース 3年
(聖学院高等学校出身)

副代表
福田 圭さん
工学部 環境社会デザイン学科 2年
(埼玉県立熊谷高等学校出身)

活動部
岩倉 綾花さん
教育学部 学校教育教員養成課程 特別支援教育コース 3年
(茨城県立緑岡高等学校出身)

ろう者(聴覚障害者)の方をモチーフにしたテレビドラマなどをみて、手話を学びたいと思う人が増えています。しかし「いざ手話を学ぼうにも、どこで学べばよいのかわからない」という声を耳にすることも――。そんな悩みをもつ人は、手話サークルに参加してみては? 埼玉大学の手話サークル「ゆびつむぎ」は、2021年11月に設立されたばかりですが、すでに120人を超えるメンバーが集う人気ぶりで知られています。そんなサークルのメンバーに手話の魅力やサークルの特長について語っていただきました。

実際に学んでみなければわからない、奥深い手話の魅力とは?

手話を学んでいるといろいろなことに気付かされます。

例えば、手話では、手や指の動きだけでなく、顔の表情も表現手段の1つ。ですので、上手にコミュニケーションを取るには相手の手指だけでなく、表情もしっかりみて話をする必要があります。そのようなことは、私たちも手話を学ぶ前は知りませんでした。

また、手話の1つひとつの表現には、それぞれ由来があるのも興味深いところ。例えば、「埼玉県」は、玉を両手で回す動きをして表現しますが、これは県名にある玉がモチーフになっているのです。

手話というと、社会福祉的な視点で語られることが多いと思います。もちろん、耳の聞こえないろう者の方がコミュニケーションを取るためのものなので、それは間違いではありません。しかし、先にお話ししたように、表現の奥深さや由来がある手話は、言語としても大きな魅力があるといえます。手話を使ってコミュニケーションを取ることはもちろん、学ぶこと自体がとても楽しいものなのです。

また、手話を使っていると普段のコミュニケーションの質が自然と変わっていくのも面白いところ。手話で会話をする際は、相手の手指の動きや顔の表情などに意識を集中させなければなりません。そのようなことを続けていると、普通に話していても、表情や仕草から相手の気持ちを慮ったり、身振り手振りを交えて、できるだけ相手にわかりやすく話をするようになります。いずれにせよ、以前に比べると相手の気持ちに寄り添いながら話ができるようになったのは間違いないですね。

そう考えると、私たちにとって手話は「日常生活に彩りを与えてくれるもの」なのかもしれません。

楽しく学んで手話の魅力に気付いてほしい

さて、皆さんは手話を学ぶというと、どのようなシーンをイメージするでしょうか? 教壇に立った講師が黙々と手話を教えるシーンを思い浮かべる人がいるかもしれません。しかし、ゆびつむぎの活動は、そのようなイメージとはすこし異なります。

現在、週に2回ほど活動する中で、私たちが心がけているのは「メンバー同士がかかわり合うことで楽しみながら手話を学ぶ場を提供する」こと。ですので、講師役を務める学生が、一方的に手話を教えるだけでなく、手話を使った「しりとり」などのレクリエーションを行ったり、とあるテーマについて、グループごとに手話を使って自由におしゃべりする時間を設けることもあります。

また、通常の活動のほか、(一社)埼玉県聴覚障害者協会と埼玉県手話通訳問題研究会と共同で、ろう者の方と交流するイベントなども行っています。サークルのメンバーだけでなく、日常的に手話を使っている方と触れ合うことが、手話を習得するにあたって、貴重な経験になることはいうまでもありません。なお、日本で使われている手話には、 日本語とは文法構造が異なる「日本手話」と、日本語の語順に対応している「日本語対応手話」の2つがありますが、私たちが学んでいるのは、前者になります。

手話は、1人でも学ぶことができますが、たくさんの仲間と一緒に学習すれば楽しく効率よく習得することが可能です。言語の習得には、学んだことを適切にアウトプットすることが重要ですが、それは手話も同じ。覚えた手話を使って、メンバー同士で会話できるのは、手話サークルに参加する最大のメリットです。

私たちは「できるだけたくさんの人に手話の楽しさを知ってもらい、手話を学ぶきっかけにして欲しい」という気持ちで活動しています。だからこそ、メンバーみんなが、楽しく過ごせるような雰囲気づくりを大切にしています。あまり堅苦しく考えず、ゆびつむぎで楽しい時間を一緒に過ごしましょう!

年間スケジュールMessage

4月 新入生歓迎会
8月頃 (一社)埼玉県聴覚障害者協会、埼玉県手話通訳問題研究会との共同イベント「じょいんと!+(プラス)」(夏期)
11月 むつめ祭(2022年度は、手話カフェと手話クイズブースを出店)
1月頃 「じょいんと!+(プラス)」(冬期)

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