2022/06/17
スピード感と華麗な動きが魅力のエキサイティングなスポーツに夢中!
ラクロス部
2022/06/17
ラクロス部
(上:左から)
男子チーム 副主将
工学部 機械工学・システムデザイン学科 4年
前野一輝さん
(徳島県立城東高等学校出身)
男子チーム 主将
教養学部 ヨーロッパ文化専攻課程 4年
越後健太郎さん
(北海道立北広島高等学校)
(下:左から)
女子チーム 主将
教養学部 現代社会専修課程 4年
坂巻ななみさん
(開智高等学校出身)
女子チーム 副主将
教育学部 学校教育教員養成課程 3年
上野 遥さん
(石川県立金沢泉丘高等学校出身)
スティックの先端に網が付いた「クロス」という道具を使って、ゴムのボールを相手ゴールにシュートする「ラクロス」。カレッジスポーツの代名詞的存在である、このスポーツの魅力とは?
読者の皆さんは、ラクロスのことをどのくらいご存知でしょうか? 意外と世間一般には知られていないスポーツかもしれません。
ラクロスの競技は、他のスポーツ同様、男子と女子に分かれて行いますが、ルールが違うのが特徴の1つ。それに伴い、プレーの印象も少々異なります。
男子競技は、タックルなど体当たりのプレーがOKで、シュート時の球速が時速150㎞を超えることもざら。別名「地上最速の格闘球技」と呼ばれるほど、迫力あるプレーが醍醐味です。
一方、女子の場合、接触プレーは禁止。その分、男子競技のような大きな防具を付ける必要がなく、選手の動作も比較的軽やか。そんな様子から、女子競技は「華麗なるフィールド競技」と称されています。
ラクロスは、大学から始める選手が多く、ほとんどの選手が初心者。他のスポーツ経験者はもちろん、スポーツ経験のない人も、皆が同じくらいの経験値からスタートできるのも大きな魅力です。
部としての目標は、毎年8月から開催される関東学生リーグでよい成績を残すこと。それをかなえるために、1年かけて日々練習に励んでいます。
2021年度の関東学生リーグで、男子チームは3部リーグで優勝し、その後のリーグ入れ替え戦にも勝利。その結果、2部リーグに昇格することができました。2部リーグ昇格は創部以来の目標だったので、喜びもひとしおでした。2022年度は、さらに上――1部リーグへの昇格を目指して、チームの勢いはそのままに奮闘していきたいと思います。
ちなみに、競技のルールが異なるため、基本的に活動は男女別々に行っていますが、男子チームが2部リーグ昇格を決めた時は女子チームも大いに盛り上がりましたね。
女子チームも、現在所属している4部リーグからの昇格を目指しています。実は、昨年度(2021年度)までは部員が少なく、リーグ戦に出場しても様々な制限があって思ったような活動ができませんでした。しかし、2022年度は1年生がたくさん入部してくれたので、これからは制限なく試合に臨むことができそうです。これで、やっと3部リーグ昇格を目指す環境が整いました。快進撃を続けていく予定なので、応援よろしくお願いします!(笑)
有力選手が他の選手を引っ張っていくような戦い方をするチームも多い中、私たちは、男子チームも女子チームも、組織力を重視した戦術にこだわっています。そこで、部の活動として、練習中だけでなく、組織運営や普段のコミュニケーションにおいても、風通しのよさを大切にしているのです。例えば、先輩後輩問わず、フランクに意見が交わせるような雰囲気づくりに気を配ったりしています。
また、大学入学前のラクロス経験者がほとんどいないということは、それまでの経験は皆バラバラということ。ですから、どのようなバックグランドの人でも、やる気を出せて、楽しめる環境づくりを心がけています。目指しているのは、競技だけでなく、部の運営においても、それぞれ得意なことを活かして、輝ける組織です。
「新しいことに挑戦したい」気持ちがある人は、大学に入ったらラクロスをはじめてみてはいかがでしょうか? また、カレッジスポーツということもあって、ラクロスでは学生の主体性を尊重する文化があります。だからこそ、活動をしていると学生自身がやらなくてはいけないことも多い。そのようなことを楽しめる気持ちがある人は、ぜひ一緒に活動して欲しいですね。
練習は週4日(男子チームは週5日)、授業が始まる前(午前7時から9時)に、大学のグラウンドで行っています。一昨年(2020年度)は、コロナ禍の影響で、単調な日常が続いていましたが、いまは皆とラクロスを思いっきりプレーできて、朝から本当に気持ちがよいです。刺激のある大学生活を送りたいなら、ラクロス部への入部、絶対におすすめですよ!