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2024/12/10

地域と交流しながら埼大の魅力を伝えたい!

埼大学生広報サポーターとは?

Profile

(左から)

市川明日香さん
経済学部経済学科経済分析メジャー 3年
(埼玉県立越ケ谷高等学校出身)

中村 耀さん
教育学部学校教育教員養成課程中学校コース言語文化専修 英語分野 3年
(埼玉県立坂戸高等学校出身)

長谷玄武さん
教育学部学校教育教員養成課程特別支援教育コース 4年
(聖学院高等学校出身)

山内 翼さん
工学部環境社会デザイン学科 4年
(淑徳高等学校出身)

埼玉大学には「埼大学生広報サポーター(以下、広報サポーター)」という制度があります。現在20名ほどの学生がボランティアとして参加するこの制度の目的は、大学の教職員と一緒に、自治体や企業と交流・連携しながら、埼玉大学の魅力を広めること。今回は、2022年10月の発足以来、広報サポーターとして活躍してきた4名の学生にインタビューを実施。これまで学生主導で数多くのイベントを成功に導いてきた活動実績に迫ります!

自治体・企業からの依頼で学生たちが連携事業を実施

――まずは広報サポーターの役割について教えてください。

中村さん 大学周辺地域の方と連携・交流しながら、埼玉大学の魅力を世の中に広めていくことに取り組んでいます。例えば、自治体や企業からの依頼をうけて、地域の賑わいを創出することを目的としたイベントなどを開催。イベントでは、埼玉大学の学生である私たちが主催していることをアピールしたり、来場者の皆さんに埼玉大学マスコットキャラクター メリンちゃんのシールを配布したりします。このような活動が埼玉大学のPRになるというわけです。

山内さん イベント開催のほか、私たちが携わっているイベントやプロジェクト、大学の情報について、SNSで発信するのも大切な仕事です。

――これまでどのようなイベントを開催してきたのでしょうか。

長谷さん 特に思い出に残っているのが、2022年に、さいたまスーパーアリーナに隣接する「けやきひろば」で開催したクリスマスイベントです。来場者がその場で制作したクリスマスツリーオーナメントを、大きな紙に描いたクリスマスツリーに飾り付ける催しでしたが、当日は約200名の方が参加し大盛況。株式会社さいたまアリーナからの要請で開催したものですが、広報サポーターとして初めて主催したイベントだったので、準備がとても大変だったのを覚えています。ただ、イベントが始まると盛り上がりが想像以上。それまでの疲れは吹き飛んでしまいましたね。

市川さん 同様のクリスマスイベントは、昨年(2023年)「そごう大宮店」でも開催しました。こちらも大好評だったので、今年(2024年)もそごう大宮店からお声がけいただき、実施することになっています。

中村さん 未来屋書店与野店・北浦和店からの依頼で実施している絵本の読み聞かせイベントも恒例行事になっています。地域の子どもに本の楽しさを伝えることを目的に、私たちが選んだ絵本の読み聞かせなどを行うもので、これまでに計5回開催しました。毎回たくさんのお子さんに来場していただいていますが、今後も継続的に開催する予定です。

普通の学生生活では味わえない経験が待っています

――広報サポーターの活動において、どのようなところにやりがいを感じていますか。

長谷さん やはりイベントに来てくれた人たちの笑顔をたくさん見られるところですね。

市川さん 中でも子供たちが楽しそうにしている表情や笑顔に触れると、毎回「頑張ってよかったな」と思います。

中村さん 例えば、読み聞かせイベントは、未来屋書店社内でも評判で、私たちの取り組みが模範にされているようです。このように、イベントやプロジェクトの成功はもちろんですが、イベント後によい影響が広がっていくことも嬉しいですね。

――広報サポーターの活動を通して成長できたことを教えてください。

長谷さん 広報サポーターの活動では、同時に複数のプロジェクトが進行することも珍しくありません。そうなるとすべての活動の状況を俯瞰して把握することが求められます。そのような取り組みを通じて、物事を見る際の視野が広がりました。

中村さん 格段にコミュニケーションスキルが上がったと思います。元々、人見知りだったのですが、当時の自分が今の自分を見たらきっとびっくりするでしょうね(笑)。

山内さん 企業や団体など、社会人の方と関わることで成長できました。特に仕事に対する考え方やコミュニケーションの取り方は大きく変わりましたね。

市川さん 広報サポーターを始めた頃を振り返ると、大学の教職員の方や上級生に遠慮して、自分の意見をあまり言えなかった気がします。しかし、色々なプロジェクトに関わることで、自ら発言して、自主的に動けるようになりました。

中村さん いずれにしても、活動の中で関わる方々は本当によい人ばかりです。それは、私たちにとって、最も身近な存在である広報渉外課の方も同様。一緒に活動をしていると、皆さん、仕事への熱意が強いので「自分たちも頑張らなくては」という気持ちにさせてくれます。また、私たちが活動しやすいよう、常に気配りいただいていることもありがたいです。

――最後に受験生にメッセージをお願いします。

山内さん 広報サポーターは、学生生活の中で地域と関わりをもちたいという気持ちがある学生には、とてもおすすめです。学内外の様々な方と交流しながら、プロジェクトを進めること自体が、学生にとってはとても貴重な機会だと思います。この記事を読んで興味がわいた受験生は、埼大に入学したら、ぜひ広報サポーターに応募してください。

 

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