埼玉大学先端産業国際ラボラトリーは、令和3年3月24日(水)、第38回ヘルスケア・イノベーション・ワークショップをオンラインで開催し、企業、産業支援機関、大学関係者など50名の参加がありました。

今回は「不確実性の時代における製品開発の事例」と題して、関連企業の方よりご講演いただきました。埼玉大学先端産業国際ラボラトリー 綿貫啓一所長からは、「産学官連携による研究開発・製品開発・人材育成事例紹介」について説明がなされました。株式会社朝日ラバー 田崎 益次氏からは「産学官連携によるウイルス不活性化のための深紫外線LEDシステムの研究開発」について、現状の課題や実証実験、今後の展望についてお話しいただきました。アイシン産業株式会社 村上 徹氏からは「産学官連携によるIoTロータリーバルブおよびAIリモートメンテナンスシステムの開発」と題して、粉と工業について、また産学官連携の取組事例等についてご紹介いただきました。「産学官連携によるスポーツにおける認知・処理・判断能力向上ツールWinnerlightsの研究開発」について、株式会社ソーケンメディカル 石渡弘美氏、株式会社朝日ラバー 塚原 始氏、埼玉大学工学部機械工学科 岡野洸祐氏の3名の方よりご講演いただきました。開発チームとしてハードとソフト両面からの研究開発状況についてお話しいただきました。株式会社エイチ・アイ・ティ 馮 權浩氏からは「産学官連携による特定健診データを活用したAI予測プログラムの研究開発を通じた人材育成プロジェクト」と題してご講演いただきました。最後に埼玉大学ヒューマンインターフェイス研究室の6名の学生より、研究成果の発表が行われ、閉会となりました。