「AI/IoT技術を活用したロボット開発人材育成実践セミナー(新しい生活様式への対応を目指した人とロボットの協調技術の構築)」は、昨年度に引き続き、埼玉県の補助を受け埼玉大学先端産業国際ラボラトリーが主催しています。
本セミナーでは、ロボットの設計・開発に必要となる設計・メカトロニクス要素、強度解析、運動解析、人工知能(AI)、IoT、遠隔計測・制御、プログラミング技術、ロボットビジネス・マネージメント基礎などについてオンライン講義を行うとともに、それらに関連する演習・実演・実習・討論においてロボット教材等を貸し出すことによりオンラインにて実施します。さらに,実際にロボット関連研究室・施設見学およびグループ討論を通じて、各グループにて製作するロボットの課題設定を行い、ロボティクス設計総合実習、ロボティクス製作総合実習を行います。
第2回セミナーでは、前半は大学院理工学研究科佐藤勇一名誉教授による「振動・解析の考え方」のオンライン講義・演習。後半は、大学院理工学研究科成川輝真准教授による「運動解析」のオンライン講義・演習が行われました。
開催日時: 令和2年11月5日(木) 13:00~17:00
実施場所: オンライン
テーマ:振動・解析の考え方(オンライン講義・演習)
概要:機械構造物の振動現象はどのようなメカニズムで発生するのか,どのような種類があるのかを絵や動画を使って説明する。次に振動問題を解決するために必須の知識である固有振動数,およびその振動モードの説明,さらに振動データから振動現象を理解するために必要な解析法について,数学を出来るだけ使わずに説明を行いました。
テーマ:運動解析(オンライン講義・演習)
概要:脚式移動ロボットを例にとり,剛体リンクからなるロボットの運動方程式の導出方法と地面との衝突現象を扱う衝突方程式の導出方法について説明し,演習において受動歩行ロボットのシミュレーションを行いました。
参加人数😕 20名