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2021/06/29

留学生のサポートを行うレジデント・アシスタントの活動を通じて自分自身の成長を実感!

語学力に加え、課題解決能力や幅広い視野を身につけて、グローバルで活躍できる人材に

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Profile

(左から)

松井美樹さん
教養学部教養学科2年
(栄東高等学校出身)

山崎大熙さん
教養学部教養学科2年
(韓国の高等学校出身)

レジデント・アシスタント(RA)とは、埼玉大学の留学生寮「国際交流会館」に住み込んで、留学生の生活のサポートを行うボランティア。今回は現役のRA2名に、RAになろうと思った理由や活動を通じて成長できたことについて伺いました。

コロナ禍で不安を感じている留学生の助けになりたい

レジデント・アシスタント(RA)の主な仕事は、国際交流会館で暮らす留学生からEメールやSNSで寄せられる困り事やサポート依頼への対応。その他に、留学生同士、あるいは留学生と日本人学生の交流をはかるイベントの企画、運営なども行っています。留学生とのコミュニケーションは英語を使いますが、基本的な日常会話が英語でできて、埼玉大学に1年以上在学予定の学生なら応募可能です。

そんなRAとして、2020年9月から活動する山崎さんは、応募動機について次のように説明します。

「日本と韓国両方の国籍をもつ僕は、高校時代に韓国の寄宿舎に入居していましたが、それまでずっと日本で暮らしていたので、韓国で生活を始めた頃はわからないことだらけ。そんな時、助けになってくれたのが、留学生をサポートするスタッフの方でした。RAに応募したのは、自分も留学生にとってそのような存在になりたいと思ったからです。また、留学生と交流することが、自分の成長につながると考えたことも理由の1つです」

一方、2021年3月にRAになった松井さんは「大学入学後は留学しようと決めていたのですが、コロナ禍に一人で海外で暮らすのは不安なので、留学に行くのは一旦保留にしました。そんなこともあって、いま日本にいる留学生はとても不安な思いを抱えているのではないかという思いに駆られて、何かサポートができないかと考えたのがきっかけです」と話してくれました。

そんな理由で始めたRAの活動ですが、基本的に、日々の生活は普通に一人暮らしをするのと大差ないとのこと。

「食事も各自の部屋で自炊しています。寮というと共同生活というイメージを持つ方もいると思いますが、どちらかというと同じマンションに住んでいる人が困っていたらお手伝いするという感じです」(松井さん)

とはいえ、ここでしか味わえない経験ができるのは大きな魅力。この点について山崎さんは次のように話します。

「国際交流会館での生活は、こちらが望めば特別な経験ができる環境です。暮らしの中で留学生と触れ合うので、顔見知りになって仲良くなることもあります。以前、寮から団地に引っ越す手続きを手伝ったことがきっかけで仲良くなった留学生に、出身のモンゴル料理を振る舞ってもらったのはよい思い出です。聞いた話だと留学中に生まれた子供の名前に、出産の際に病院に付き添ったRAの名前を付けた留学生もいたようです。キャンパスだけでは、そのような経験ができる機会は少ないと思います」

課題発見・解決力、英語力、多角的視点の醸成――、

身につくスキルは様々

さて、RAには毎月1回、留学生が参加する国際交流イベントの企画、運営をするという大切な仕事があります。しかし、現在は新型コロナウイルス感染拡大の影響でイベントの開催が困難。そこでオンラインでのイベントを企画し、令和3年度は5月に第1回目のイベントを開催したといいます。

「イベントでは、日本のゴールデンウイークに関するクイズや各留学生の出身国の5月の行事をそれぞれが紹介する企画を実施しました。日本人学生も含めると30人を超える参加者が集まりましたが、イベント開催後のアンケートをみると概ね好評だったようです。オンラインでのイベントは慣れていないので、手探りのところが多いのですが、実際に開催してみて反省点や課題が見えてきたのは収穫でした。例えば、日本人学生に比べて、留学生が少なかったので、次回以降のイベントでは、例えば告知期間を長めに設定したいと思います。このような課題を一つずつ改善して、国際交流イベントをより良いものにしていきたいです」

イベントの最後に参加者で記念撮影

 

それでは、ここまでのRAの活動を振り返って、成長できた点はどのようなことなのでしょうか? この質問に対して、山崎さんは次のように答えてくれました。

「RA同士で議論して、色々な課題を発見し、解決するというプロセスの中で、課題発見・解決力が高まりました。また、普段の留学生との交流やイベントにおけるコミュニケーションは英語中心なので、英会話のスキルは向上したと思います」

パキスタンからの留学生とハラール料理に挑戦

 

松井さんは「高校時代まで自分のための活動しかしてこなかったということに気付かされました。RAになって、『人のために何かをしたい』という気持ちが芽生えたことが成長できたというか、変わった点です。大学に入ってからの1年間はコロナ禍でオンラインでの受講を強いられ、友達とも会えず正直物足りなさがありました。まだ色々と制限はありますが、RAになってそのような生活から脱却できたのは嬉しい限りです。将来は、様々な国の人たちと交流することによって身についた多角的な視点や英語力を活かして、グローバルで活躍したい」と回答。

留学生との交流を通じて、英語力だけではなく、課題解決能力を磨いたり、視野を広げることができたりと、様々な成長が期待できるRAになることは「数多くの学生におすすめできる」と、山崎さんも、松井さんも口を揃えます。そして、埼玉大学を目指す受験生の皆さんに次のようなメッセージを残してくれました。

「今はコロナ禍の影響で難しいところもありますが、埼玉大学は留学制度など、グローバル人材を育成する体制が整っています。私のように留学を躊躇しても、RAの活動で日本にいながら国際交流できるのも魅力です。将来、グローバルで活躍したいなら、本当におすすめな大学だと思います」(松井さん)

「大学で学べるのは、学問的なことだけではありません。例えばRAの活動で学べることは大きな財産になるでしょう。受験勉強は大変ですが、大学合格を目標にせず、大学に入ってから何をするかを目標にして勉強に取り組むと気持ちも変わってくると思います。もちろんRAの活動もそんな目標に値するもの。自分を成長させてくれるだけでなく、学生生活がより充実した楽しいものになります。ぜひ受験生の皆さんには、埼玉大学でRAになることを目指して欲しいですね」(山崎さん)

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