埼玉大学先端産業国際ラボラトリー(以下、先端ラボ)では、2月28日(木)ロボット開発人材育成実践セミナー成果発表会が開催され、学内外から約64名が参加しました。
本セミナーは、埼玉県の「先端産業創造プロジェクト」の一環として、主に埼玉県内の中小企業の技術者・研究者を対象に先端ラボが開催してきたもので、2018年11月の第1回から10回にわたり、講義および実習とその応用としてロボットの製作を行ってきました。
成果発表会では、受講者がグループごとに製作した5機のロボットを披露する場となりました。先端産業国際ラボラトリー綿貫啓一所長から本セミナーのこれまでの取り組みについて概要説明があり、引き続き、5組のグループよりロボット開発の成果報告が行われました。開発のコンセプト、ロボットの仕様、設計、解析、製作工程などをプレゼンテーションするとともに、ロボット動作の実演がなされ、参加者の視線を集めていました。
講評では、株式会社ソーケンメディカル 代表取締役 石渡弘美氏、一般社団法人 首都圏産業活性化協会 八木 誠氏、埼玉大学名誉教授 佐藤 勇一先生、埼玉大学綿貫 啓一教授、楓 和憲助教より、貴重なご意見やアドバイスをいただきました。
綿貫所長より、所定の課程を修了された受講者に修了証が手渡され、これらの様子はメディアにも取り上げられました。