埼玉大学先端産業国際ラボラトリーは、令和3年6月2日(水)、第39回ヘルスケア・イノベーション・ワークショップをオンラインで開催し、企業、産業支援機関、大学関係者など71名の参加がありました。

今回は「新しい生活様式を踏まえた産学官連携活動」と題して、4名の方にご講演いただきました。国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の二階堂 知己氏より、「2021年度産学官連携施策について」と題して、マッチングの仕組みや支援の内容等について、ご紹介いただきました。埼玉大学先端産業国際ラボラトリー 綿貫 啓一所長からは、「先端産業国際ラボラトリーにおける2021年度産学官連携の取組み」について、現在の社会課題・地域課題を含めて説明がなされました。森永製菓株式会社 河本 政人氏からは、「森永製菓におけるR&D商品開発と産学協同取り組みについて」と題して、研究開発のあゆみや産学連携についてご講演いただきました。最後に株式会社マグネテックジャパン大西 貴氏より「食の安全と品質管理における埼玉大学との共同研究」について、食品業界の変化や、異物問題の実例と対応例についてお話しいただきました。活発な質疑応答がなされ、盛況のうちに終了いたしました。