埼玉大学先端産業国際ラボラトリーは、令和3年1月20日(水)、第36回ヘルスケア・イノベーション・ワークショップをオンラインで開催し、企業、産業支援機関、大学関係者など57名の参加がありました。

今回は「企業変革力への挑戦~新しい生活様式に対応した企業の取組み~」を議題にご講演いただきました。興研株式会社 竹内広宣氏より「保有技術による医療支援~現場で真に役立つ製品の提案~」と題して、マスクフィットの重要性や、保有技術で医療現場にどう支援できるか、事例を含めてご説明いただきました。在宅ケアもの・こと・思い研究所 森田朝子氏からは「 在宅ケアにおける新しい生活様式に対応した取組み」と題してご講演いただきました。だれもが扱いやすい工夫(アクセシブルデザイン)を増やす取組みについて、また新しい生活様式の中でのセルフケア・遠隔管理の必要性について、お話しいただきました。さいたま市経済局 澁谷信行氏、さいたま市産業創造財団 佐々木 哲也氏からは、「さいたま市の進めるDX推進と企業支援の取り組み」と題して、DX推進本部の設置や、これまでの取組みと見えてきた課題について、また今年度の支援についてご紹介いただきました。

埼玉大学ヒューマンインターフェイス研究室の5名の大学院生より、研究成果の報告があり、最後に先端産業国際ラボラトリー綿貫所長より、「新たな生活様式のためのDX/AI/VR/HMI技術」について説明がなされました。