埼玉大学先端産業国際ラボラトリー(以下、先端ラボ)は、平成31年2月4日(月)、第22回ヘルスケア・イノベーション・ワークショップを開催し、企業、産業支援機関、大学関係者など60名の参加がありました。

冒頭に主催者を代表して、先端ラボ綿貫所長より開会の挨拶がありました。続いて、「経済産業省の施策」と題して、関東経済産業局地域経済部産業技術革新課 課長補佐の吉田誠氏より講演をいただきました。次に、研究開発に対する税制措置(研究開発税制)の改正について、経済産業省産業技術環境局 技術振興・大学連携推進課 課長補佐の岩田貴文氏から、研究開発税制の拡充をおし進める方法として、法人税額控除の引き上げなど、具体的な内容のご説明をいただきました。また、平成31年度経済産業省の予算のポイントについて、関東経済産業局 地域経済部地域振興課 係長の杉井岳也氏よりご説明があり、補助金等の公募情報や中小企業の施策全般に関するお問い合わせについてもお話しがありました。その後株式会社IHIの田村雅人氏からIHIで取り組んでいる脱酸素エネルギーの実現について、講演をいただきました。先端ラボインキュベーションスペース利用企業の株式会社マグネテックジャパン 代表取締役社長の物集高彦氏、企画室 室長の大西貴氏からは、先端ラボと行っている共同研究についてわかりやすくご説明いただきました。最後にヒューマンインターフェイス研究室の研究成果発表が行われ、綿貫所長、ヒューマンインターフェイス研究室の大学院生よりそれぞれの研究について説明がなされました。

第23回のワークショップは平成31年3月25日に開催する予定です。