埼玉大学先端産業国際ラボラトリー(以下、先端ラボ(※))は、平成29年5月17日(水)に「第7回ヘルスケア・イノベーション・ワークショップ」を開催しました。本ワークショップは、先端ラボのヘルスケア・イノベーション研究ユニットの取組みとして行われ、企業、産業支援機関、大学関係者など約80名の参加がありました。

第1部は、綿貫先端ラボ所長より挨拶があり、先端ラボのこれまでの活動実績報告および今年度計画について、説明がありました。
続いて、経済産業省関東経済産業局地域経済部次世代産業課より門田 靖課長を招き、「メディカル・ヘルスケア機器ビジネス振興に向けた取組と支援施策について」説明があったほか、さいたま市経済局商工観光部産業展開推進課の澁谷信行係長より「さいたま市医療ものづくり都市構想」における第1期の成果および今後の計画について報告されました。
さらに、ヘルスケア関連の様々な現場からお招きした講演者による報告および情報提供の後、先端ラボの今年度のイベント情報、TAMA協会関連の情報提供、さらに本年9月3日より埼玉大学にて開催予定の日本機械学会2017年度年次大会等について紹介されました。

第2部では約50名がご参加のもと先端ラボ関連の研究室見学、先端ラボのインキュベーション・スペースの施設見学や研究内容の紹介がありました。

なお、第8回のワークショップは平成29年7月に開催する予定です。

 

(※)埼玉大学先端産業国際ラボラトリーは、産学官金連携による研究・開発協働、事業化等を見据え、大学と産業界・地域社会のインターフェィスとして、共創型ワークショップや先端産業インキュベーションを実現するために平成28年4月に設置されたものです。