「デジタルトランスフォーメーション(DX)技術を活用したものづくり人材育成実践セミナー」は、昨年度に引き続き、埼玉県の補助を受け埼玉大学先端産業国際ラボラトリーが主催しています。
本セミナーではデジタルトランスフォーメーション、人工知能、データサイエンスなどについて、基本的な考え方から学び、知的活動を実現する技術として、認識、理解、学習、判断、予測などの主な技術についてやさしく解説するとともに、最新技術動向について紹介します。さらに、DX、AI、VR、ロボット関連システムを設計・製作し、最終日の課題成果発表会では、グループごとに成果を発表するとともに、総合討論を行いDXシステム開発に関する知識・技術を深化させます。
第6回セミナーでは、「メカトロニクス概論/メカトロニクス、IoT、VR、3Dプリンタ実演」をテーマとし、前半は大学院理工学研究科綿貫教授による講義、後半は大学院理工学研究科楓准教授による実習を行いました。

開催日時:令和4年10月13日(木) 13:00~17:00
開催場所:埼玉大学研究機構棟7階大会議室
テーマメカトロニクス概論/メカトロニクス、IoT、VR、3Dプリンタ実演
概 要メカトロニクス(Mechatronics)は、機械工学、電子工学、情報工学が融合したものです。メカトロニクスシステムの代表的な例としては、ロボット、情報家電機器などが挙げられます。前半の講義では、メカトロニクスの基礎知識、メカトロニクスシステムの設計法、VRおよび3Dプリンタの基礎知識および設計への応用事例について概説しました。後半は、Fusion 360を使用して「ジェネレーティブデザイン」の実習を行いました。
参加人数:20名