「デジタルトランスフォーメーション(DX)技術を活用したものづくり人材育成実践セミナー」は、昨年度に引き続き、埼玉県の補助を受け埼玉大学先端産業国際ラボラトリーが主催しています。
本セミナーではデジタルトランスフォーメーション、人工知能、データサイエンスなどについて、基本的な考え方から学び、知的活動を実現する技術として、認識、理解、学習、判断、予測などの主な技術についてやさしく解説するとともに、最新技術動向について紹介します。さらに、DX、AI、VR、ロボット関連システムを設計・製作し、最終日の課題成果発表会では、グループごとに成果を発表するとともに、総合討論を行いDXシステム開発に関する知識・技術を深化させます。
第2回セミナーでは、前半は大学院理工学研究科佐藤勇一名誉教授による「振動現象」について、後半は大学院理工学研究科成川輝真准教授による「運動解析」の講義・演習を行いました。

開催日時:令和4年8月4日(木) 13:00~17:00
開催場所:埼玉大学研究機構棟7階大会議室
テーマ:設計力の強化2「振動現象」 設計力の強化3「運動解析」
概 要:前半の「振動現象」では力学(静力学・動力学)について図や数式を用いて説明しました。また、振動問題を解決するために必須の知識である固有振動数、およびその振動モードについて演習を通し理解を深めました。後半の「運動解析」では脚式移動ロボットを例にとり、剛体リンクからなるロボットの運動方程式の導出方法と地面との衝突現象を扱う衝突方程式の導出方法について説明・演習を行いました。

参加人数20名