「デジタルトランスフォーメーション(DX)技術を活用したものづくり人材育成実践セミナー」は、昨年度に引き続き、埼玉県の補助を受け埼玉大学先端産業国際ラボラトリーが主催しています。
本セミナーではデジタルトランスフォーメーション、人工知能、データサイエンスなどについて、基本的な考え方から学び、知的活動を実現する技術として、認識、理解、学習、判断、予測などの主な技術についてやさしく解説するとともに、最新技術動向について紹介します。さらに、DX、AI、VR、ロボット関連システムを設計・製作し、最終日の課題成果発表会では、グループごとに成果を発表するとともに、総合討論を行いDXシステム開発に関する知識・技術を深化させます。
第1回セミナーでは、大学院理工学研究科荒居善雄教授による「強度解析」について講義・演習・実習を行いました。

開催日時:令和4年7月21日(木) 13:00~17:00
開催場所:埼玉大学研究機構棟7階大会議室
テーマ:設計力の強化1「強度解析」
概 要:前半は強度解析の基礎知識として、応力とひずみ、材料の強度評価などについて講義が行われました。その中で引張、曲げ、ねじりを受ける棒の剛性、最大応力、棒の座屈荷重の計算、荷重を受ける棒の断面形状の設計計算などを取り上げました。後半は各受講者がCAEソフトを用いて単純なモデルの作成と解析手法の実習を行いました。
参加人数19名