令和4年9月12日(月)「メディカルイノベーション研究ユニット(MiU)第21回ワークショップ」を「新型コロナウイルス感染症に挑むⅢ」をテーマにオンラインにて開催しました。
まず、前半は埼玉大学大学院理工学研究科松岡教授より開会挨拶と先端産業国際ラボラトリーMiUの活動報告を行いました。続いて、群馬大学大学院医学系研究科 神谷亘氏より「SARS-CoV-2の複製機構と新たな変異株」、静岡県立大学名誉教授・客員教授 鈴木康夫氏より「新型コロナウイルスは感染に宿主細胞のACE2レセプターの他にシアル酸含有糖鎖を利用する」についてご講演いただきました。
後半は、国立研究開発法人産業技術総合研究所 センシングシステム研究センター 芦葉 裕樹 氏より「微小ウェルアレイを用いた超高速・超高感度ウイルス検出法の開発」と題し講演および質疑応答がありました。今回も企業・大学関係者など約90名の参加がありました。
参加者からは「ウイルスの高感度高速検出の技術が大きく進んでいることが驚きでした」、「コロナウイルスの生物学について情報をまとめていただいたので参考になりました」など多数の感想が寄せられました。