「ロボット開発人材育成セミナー」は、埼玉県の委託事業として、本年4月に設置された埼玉大学先端産業国際ラボラトリーが事務局となって開催しています。

本セミナーでは、ロボットの設計・開発を担える人材の育成を目的として、特に、中小企業の技術者・研究者を対象に、ロボットの設計・開発に必要となる材料力学、機械力学、計測工学、制御工学、メカトロニクス、ロボティクス、人間支援工学などについて講義を行うとともに、それらに関連する演習・実習を行います。

第4回セミナーでは、山本浩大学院理工学研究科教授と成川輝真同准教授により、機械要素・機構学をテーマに講義が行われました。

開催日時: 平成28年11月30日(水) 13:00~16:30

開催場所: 埼玉大学 工学部機械工学科棟4階第1会議室

テーマ機械要素・機構学(講義・実習)

概要

 脚式移動ロボットを例にとり、剛体リンクからなるロボットの運動方程式の導出方法と、地面との衝突現象を扱う衝突方程式の導出方法について説明が行われました。

また、アプリケーションソフトを用いて受動歩行ロボットのシミュレーションを作成するデモンストレーションが行われました。

参加人数: 13名