「AI/IoT技術を活用したロボット開発人材育成実践セミナー(新しい生活様式への対応を目指した人とロボットの協調技術の構築)」は、昨年度に引き続き、埼玉県の補助を受け埼玉大学先端産業国際ラボラトリーが主催しています。

本セミナーでは、ロボットの設計・開発に必要となる設計・メカトロニクス要素、強度解析、運動解析、人工知能(AI)、IoT、遠隔計測・制御、プログラミング技術、ロボットビジネス・マネージメント基礎などについてオンライン講義を行うとともに、それらに関連する演習・実演・実習・討論においてロボット教材等を貸し出すことによりオンラインにて実施します。さらに、実際にロボット関連研究室・施設見学およびグループ討論を通じて、各グループにて製作するロボットの課題設定を行い、ロボティクス設計総合実習、ロボティクス製作総合実習を行います。

第3回セミナーでは、大学院理工学研究科綿貫啓一教授による、「人工知能の基礎」について講義・実習を行いました。

開催日時: 令和2年11月19日(木) 13:00~17:00

実施場所: オンライン

テーマ:人工知能の基礎(オンライン講義・演習)

概要:人工知能技術の1つであるディープラーニング(深層学習:Deep Learning)を用いた機器のユーザインターフェイス設計を事例とし、人工知能を体感することを通じて、人工知能のヘルスケアや産業分野への応用について考えることを目的とします。具体的には、画像認識・音声認識の分野で活用されている畳み込みニューラルネットワーク(CNN)などによるAI技術を事例として、人工知能の基礎知識を講義し、実習を行いました。