「ロボット開発人材育成実践セミナー」は、昨年度に引き続き、埼玉県の委託事業として埼玉大学先端産業国際ラボラトリーが事務局となって開催しています。

本セミナーでは、ロボットの設計・開発に必要となる基礎知識の講義・演習・実習を行うとともに、設計・製作の総合実習を通して、先端産業分野を担える人材の育成を目指します。特に中小企業の技術者・研究者を対象に、設計・メカトロニクス要素、振動解析、強度解析、運動解析、計測・制御工学、プログラミング技術、生体計測・人間支援関連技術、ロボットビジネス・マネージメント基礎などについての講義・演習・実習・討論を行い、さらにロボット関連研究室・施設見学およびグループ討論を通じて、実際に製作するロボットの課題を設定し、ロボティクス設計総合実習、ロボティクス製作総合実習を行います。

第10回セミナーでは、応用技術編として受講者がグループに分かれ、ロボット製作の課題設定と設計を行いました。

開催日時: 平成29年11月29日(水) 13:00~16:30
開催場所: 埼玉大学 研究機構棟1階 108室
テーマ:
ロボティクス設計総合実習1(グループ討論・実習)
概要:
 まず初めに、ロボット製作実習で利用可能なロボットアーム、センサなどの機器および部品について、説明とデモンストレーションが行われました。
その後、各グループごとに討論を行い、活発な意見交換を経てロボット製作課題を固めていきました。
最後にグループリーダーより、課題となるロボットについて、発表と質疑応答がなされ、問題点の検討と今後の課題について明らかにしていきました。

参加人数: 15名