スペイン領ラ・パルマ島で大口径ガンマ線望遠鏡アレイがついに完成-大学院理工学研究科 寺田幸功教授や勝田哲准教授らが参画する国際プロジェクト-
2026/10/16

大学院理工学研究科の寺田幸功教授や勝田哲准教授らの研究グループが参画している国際共同研究プロジェクト「チェレンコフ・テレスコープ・アレイ天文台(CTAO)」の大口径望遠鏡4基が、スペイン領ラ・パルマ島に完成しました。これは、世界最高水準の感度で、天体からの超高エネルギーガンマ線を観測できる画期的な天体望遠鏡です。
CTAOは25ヶ国の約1,500名の研究者が参加する国際共同研究プロジェクトです。日本は、東京大学 宇宙線研究所を中心とする35機関から135名の研究者が参加しています。埼玉大学は、このCTAO日本コンソーシアムが立ち上がった2009年度からの参加機関として、大口径望遠鏡の焦点面検出器の開発や、CTAOによる科学観測計画に貢献してきました。これらの研究開発の成果は、本学の卒業研究9編や修士論文5編にまとめられています。
本学の研究トピックでお伝えした通り、大口径望遠鏡の一号機は2018年に完成し、その後、続々と、これを用いた科学成果が上がっています。今回、4基の大口径望遠鏡が同時に信号を捉える体制にアップグレードすることで、より深く、より高精度な超高エネルギー天体の観測が可能になります。この望遠鏡群の完成は、世界の天体物理学研究にとって重要な節目であり、世界に一つのCTAOの本格稼働に向けた大事な一歩となります。CTAOを用いた今後の科学成果にご期待ください。
プレスリリース
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