教育学部芸術講座音楽分野 森薫准教授がフィリピンにて教員・教育省行政官向け研修を実施
2026/3/17
教育学部芸術講座音楽分野の森薫准教授が、フィリピンのダバオ市、マニラ市において、小学校教員や教育省の行政官を対象とした、小学校音楽科授業に関する研修を行いました。
この研修は独立行政法人国際協力機構(JICA)とヤマハ株式会社の協働事業の一環として企画されたものです。森准教授がヤマハの「スクールプロジェクト」において教材の監修者を務めていることから、フィリピンの小学校での音楽の授業の視察と協議(Matina Central Elementary SchoolとKapitan Tomas Monteverde Sr Central Elementary Schoolのダバオ市立小学校2校にて)、そして研修(ダバオ市立小学校Magallanes Elementary Schoolと、マニラ市立小学校Ponciano Bernardo Elementary Schoolにて)を行う運びとなりました。
研修では、日本における音楽科教育の目的、内容、方法、また、歴史と課題について講義するとともに、日本のわらべうたの紹介や、タガログ語のリズムを生かした手拍子アンサンブルの実践等も行いました。一連の協議や研修において、フィリピンの小学校の先生方は積極的に授業について語り、また歌ったりリズムを打ったりするなど、楽しみながら意欲的に参加する姿が見られました。
このような取り組みは、フィリピンと日本それぞれの音楽の授業や学校を相対化して捉え、それぞれの国で「あたりまえ」となっていることを問い直したり再評価したりする契機となります。さらに、両国にある伝統的な音楽や、わらべうたをはじめとする郷土の音楽の教材化について考えることで、より多くの子どもにとって親しみや自我関与をもてる、また世界とのつながりの感覚を育む授業づくりにつながることも期待されます。



JICAとYAMAHAのスタッフとともに
