ベトナムハノイで開催された国際会議79th RILEM Annual Week & ICONS 2025にて川本健研究領域長が基調講演を行いました(研究機構 戦略研究センター 循環型ゼロエミッション社会形成研究領域)
2025/9/12
8月26日に本学協定校でもあるベトナムハノイ国立建設大学らが中心となり開催された79th RILEM Annual Week & ICONS 2025 International Conference on Advances in Engineering and Technology for sustainable development(8月24日~29日)にて、本学研究機構戦略研究センター循環型ゼロエミッション社会形成研究領域の川本健教授が基調講演を行いました。基調講演では、ベトナムで実施されたJST-JICA SATREPSの学術成果、社会実装事例、人材育成が紹介されました。今回の国際会議には30か国以上の研究者らが集まり、100件以上の研究成果が報告されました。講演後には関係者らとベトナム建設廃棄物管理およびリサイクルに関する意見交換が行われるとともに、ベトナム国営テレビ局(VTV1)からは国際専門家として今後のベトナム建設リサイクル方向性やあり方についてのインタビューを受けました。今後も、本学「循環型ゼロエミッション社会形成研究領域」は、ベトナム拠点の一つとしてハノイ国立建設大学との国際共同研究や人材交流を進めていく予定です。
79th RILEM Annual Week & ICONS 2025における川本教授の基調講演
【79th RILEM Annual Week & ICONS 2025】
・https://rilemweek2025.sciencesconf.org/?lang=en
・https://www.youtube.com/watch?v=nOpz5fgdgcI
【埼玉大学 研究機構 戦略研究センター 循環型ゼロエミッション社会形成研究領域】
・https://park.saitama-u.ac.jp/~zero-emission/
【ハノイ国立建設大学と本学の関係】
本学とハノイ国立建設大学は2011年の11月に大学間協定(MOU)を締結し、これまでも数多くの研究交流・学生交流を進めています。学生交流では、JASSO(独立行政法人日本学生支援機構)の留学生交流支援制度を利用した博士前期課程学生の相互派遣・受入を2011年度より行い、2015年度からは博士前期課程の共同教育プログラム(ジョイントマスタープログラム)を開始しました。これらの交流実績をベースに、2018年度~2023年度JST-JICA 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)「研究課題名:ベトナムにおける建設廃棄物の適正管理と建廃リサイクル資材を活用した環境浄化および及びインフラ整備技術の開発」を実施しました。
【JST-JICA SATREPS ベトナムにおける建設廃棄物の適正管理と建廃リサイクル資材を活用した環境浄化および及びインフラ整備技術の開発】
・https://www.jst.go.jp/global/kadai/h2901_vietnam.html
・https://www.jica.go.jp/oda/project/1700542/index.html?wovn=en