「推しの木プログラム」が始動!今年度は板橋区と連携し実践(教育学部 浅田茂裕教授)
2024/10/2
教育学部 浅田茂裕教授は、野村不動産株式会社と連携し、小学生向け授業プログラム「推しの木」を実施しています。
この授業プログラムは、住む街・地域を好きになり、誇りに思うような「シビックプライド」の醸成を目指し、その一環として地域の将来を担う小学生が「街や地域への愛着」を育めるような教育プログラムです。
今年度は、さいたま市立大里小の他に板橋区と連携し、推しの木プログラムを展開しています。大里小での実践の記事を校長先生が目にしたことがきっかけとなり、昨年度板橋区立緑小学校での実践を行いました。そして今年度は、板橋区の4つの小学校(緑小、志村小、志村坂下小、北前野小)の4校に対象を広げ、また板橋区教育委員会との連携を確認した上で、総合的な学習の時間の一部として、小学校4年生向けに実践を進めています。
このプログラムの計画は今年度当初からスタートし、4校との打ち合わせを対面、オンラインで進めると同時に、浅田教授はプログラムで使用するガイドや資料を提供しています。
推しの木プログラムは、指導役が学生であることも特徴のひとつ。このプログラムの実践で指導役となる学生について、浅田教授の講義や木の学校・木の教育受講者30名に声をかけ、そのうち15名がボランティアで参加しています。この15名はまだ教育実習や指導方法を学ぶ前の大学1年生です。
プログラムは、9月24日(火)からスタートし、この日はプログラムの導入として、学校の中の推しの木を探すという活動を行い、これから始める街の推しの木を探す活動の見通しをもつ学習を進めました。
今後は、10月中旬から下旬に、街の推しの木を探し、クラス内で発表会を行う予定です。さらに11月には、4校をオンラインで接続し、「板橋区で一番」の推しの木を決定するという活動につなげていきます。
今後も野村不動産との連携を密にしながら、子どもたちが板橋区に対してシビックプライドを感じられる取り組みを進めてまいります。