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第5回「スタートアップ・新規事業創出研究会」を開催しました

2026/10/30

10月27日(火)、埼玉大学総合研究棟1号館シアター教室において、埼玉大学産学官連携協議会主催の第5回「スタートアップ・新規事業創出研究会」を開催しました。
本研究会は、スタートアップへの理解を深め、新しいビジネスやイノベーションの創出を促進することを目的として開催しています。今回は、「アントレプレナーシップ教育とスタートアップの最新動向」をテーマに、大学での人材育成の取り組みや起業家による事業活動の紹介を通じて、地域における起業支援のあり方について意見交換を行いました。
冒頭では、本研究会代表である株式会社デジタルベリー代表取締役の赤羽根康男氏(本学オープンイノベーションセンター客員教授)から、同社が10月8日に東京証券取引所のTOKYO PRO Marketに上場したことが報告されました。創業から23年を経て上場を実現した経験が紹介され、地域企業の成長と新たな挑戦を象徴する話題となりました。
第一部では、内陸5県の国立大学が連携してアントレプレナーシップ教育を推進する「IJIE-Nexus」の活動について、信州大学の安井奈緒子氏、本学オープンイノベーションセンターの松岡浩司教授、入亮太氏から紹介されました。小学生から大学生・大学院生までを対象とした教育プログラムや、地域における継続的な人材育成の取り組みに加え、本学に6月に開設された「アントレコモンズ」の施設概要と利用状況についても説明がありました。
第二部では、株式会社SAIL代表取締役の石井龍生氏と、株式会社SMILE CURVE代表取締役CEOの野口昌克氏から、それぞれの事業について話題提供がありました。両氏は、自ら事業を展開する起業家であるとともに、本学オープンイノベーションセンターのスタッフとして、学生や研究者のスタートアップ支援にも携わっています。
石井氏からは、学習塾の運営とともに、小中学生が商品開発や販売を体験するアントレプレナーシップ教育の実践について紹介がありました。また、野口氏からは、脊柱側弯症の早期発見を目指した学校検診用機器の開発と事業化について紹介があり、社会課題の解決に向けた起業の多様なあり方が示されました。
その後のディスカッションでは、急成長を目指すスタートアップと、地域に根付いて持続的に成長するローカルベンチャーの違いや、埼玉で起業家を育成し、地域に定着させるための方策などについて、登壇者と参加者による活発な意見交換が行われました。特に、企業の成長形態に応じた支援の必要性や、学校教育から社会人教育までを通じたアントレプレナーシップの醸成など、今後の研究会でも深めていくべき課題が共有されました。
講演終了後には交流会が開催され、大学関係者、企業経営者、支援機関などの参加者が交流を深めました。
本学では、今後も産学官の連携を通じて、アントレプレナーシップ教育の充実と、多様な起業・新規事業創出の支援に取り組み、地域におけるイノベーションの創出に貢献してまいります。


多くの方々が参加
研究会代表 赤羽根康男氏
IJIE-Nexusの説明
交流会の様子
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