教養学部生がネブラスカ大学リンカーン校付属インターナショナル・キルト・ミュージアムでインターンシップを実施
2026/10/30

本学大学院人文社会科学研究科の野村奈央准教授の企画のもと、埼玉大学教養学部の学生6名が、ネブラスカ大学リンカーン校(以下、UNL)付属インターナショナル・キルト・ミュージアム(以下、IQM)でのインターンシップに参加しました。
本年で4年目となるこのインターンシップは、UNLの人類学部の授業「Anthropology 492: Stitching Culture: U.S. – Japan Quilt Exhibit Collaborative」を履修する学生と一緒に、ミュージアムでの実務を体験するプログラムです。学生たちは、キルトの保存・管理方法を学んだり、展示のための調査や作品の解説文を執筆したりするなど、さまざまな作業に取り組みました。
今年度は、アメリカ建国250周年を記念した企画展「Material Nation: 250 Years of American Quilts」の一環として、「Material Nation: American Creativity Continued: 1870s to 1970s」と題した展示を企画・制作しました。学生たちは、キルトの歴史や文化について学び、日米の学生が意見を交わしながら展示の構成を検討し、一つの展示を作り上げました。
研修期間中、参加学生は大学の寮に滞在しながらアメリカのキャンパスライフを体験しました。IQMでの研修の他、博物館や美術館、資料保存施設の見学、英語研修、英会話や日本語会話セッションなど、さまざまな活動に参加し、UNLの学生や教職員との交流を深めました。
また、プログラムの最終日には、展示のオープニング・レセプションとインターンシップ修了証の授与式が行われました。レセプションには、UNLの学生、教職員、地元の方々など100人以上が出席し、大盛況となりました。レセプションでは、埼玉大学の学生が日本のテキスタイルについて英語で発表し、約2週間半という短い研修期間で大きく成長した姿が印象的でした。
さらに、野村准教授は滞在中にUNLで開催された留学フェアにも参加し、UNLの学生に埼玉大学への交換留学や日本での学生生活について紹介しました。インターンシップに加え、両大学間の学生交流をさらに発展させる機会となりました。
野村准教授のコメント
今年度も、学生たちは言葉や文化の違いを乗り越え、UNLの学生や教職員と協力しながら、研修に積極的に取り組みました。短い期間でしたが、ミュージアムでの専門的な知識や技術を学ぶだけでなく、学生同士の交流や協働を通じて、多くのことを経験できたと思います。
埼玉大学とUNLの間では、交換留学も可能となり、学生交流の機会がさらに広がっています。今後もインターンシップと交換留学の両方を通じて、両大学の交流を深めていきたいと考えています。
本プログラムは、埼玉大学「ソーシャルインパクト創出のための多文化共修キャンパス形成支援事業」、教養学部多文化キャンパス事業、日米友好基金、ネブラスカ大学リンカーン校の助成を受けて実施しました。ここに厚くお礼を申し上げます。


