さいたま市におけるSDGsの取り組みとは―さいたま市職員をお招きした講義を開催
2026/10/30
工学部開講講義「現代社会概説」(理工学研究科金子裕良教授、研究機構小中鉄雄教授)は、学生が地域から世界にまたがる多角的視点を持ち、持続可能な開発目標(SDGs)に設定されている社会的課題に関する理解を深め、自分事として捉えることを目標としており、毎回学内外の専門家による講義が行われます。
本学の所在地さいたま市は、令和元年度に「SDGs未来都市」に認定され、また日本経済新聞社が実施している「全国市区SDGs先進度調査」において、過去2回首位となる等、SDGsに積極的な取り組みを行います。
10月21日(水)は、さいたま市役所都市戦略本部都市経営戦略部より清水直子主査、加藤亮主査をお招きし、「さいたま市におけるSDGsの取り組み ~誰もが「住みやすい」「住み続けたい」と思える都市へ~」というテーマで講義いただきました。
清水主査より、さいたま市が実施している環境面((本学も参画している)ゼロカーボンシティの推進等)、社会面(フードバンク、さいたま市CS(市民満足度)・SDGsパートナーズ制度の創設等)、経済面(東日本連携事業「まるまるひがしにほん」、地産地消等)での具体的な取組につき主要事例を詳しく説明頂きました。なかでも、ペロブスカイト太陽光発電の公共施設への導入、自動運転バスやグリーンスローモビリティの実証実験、自治体初の高校生のVLR(Voluntary Local Review:自発的自治体レビュー)への参画、といった斬新なチャレンジは印象的だったようです。
また、「あなたはさいたま市長です。さいたま市が解決したほうがいいと思うことや、必要だと思う施策を、在住・在学している皆さんの視点で考えてみましょう。そして、それはSDGsのゴールのどれに一番関連があるでしょうか。」といった問いかけがなされ、受講生からは、交通インフラ等の効率的な活用に向けた広報強化、大学周辺の道路・歩道整備、水道水の更なる質改善、魅力的な街づくりに向けた個人商店等への支援拡充等、生活者目線での様々な提案、問題提起があり、清水主査、加藤主査との間で活発な意見交換が行われました。
学生にとっては、自身の生活拠点である身近な自治体におけるSDGsへの取り組みを詳しく知る貴重な機会になりました。




