【経済学部】実社会で活きる知見を学ぶ――特殊講義「金融リテラシー概論」講義を実施
2026/5/29
5月25日(月)の4限・5限、経済学部にて開講されている特殊講義「金融リテラシー概論」の第11回および第12回講義が行われました。
本講義は、日本銀行出身で、現在経済学部長を務める中川忍教授が担当しています。中川教授は、日本銀行在籍時に情報サービス局長と金融広報中央委員会事務局長を兼任し、金融リテラシーの普及・推進を牽引してきた第一人者です。本学では金融教育の重要性に鑑み、2022年度に本講義を初めて開講しました。5年目を迎えた今年度も、学生から高い注目を集める人気の講義となっています。
本講義は、2024年度までは金融広報中央委員会、2025年度以降は金融経済教育推進機構(J-FLEC)による主導・調整のもと、多くの協力団体と連携して運営されています。受講生は、J-FLECが提供する専門家による動画講座「マネビタ」を予習・復習に活用することで、より深い学びを得られる体制が整っています。
講義は、各分野の専門家を講師として招く対面でのオムニバス形式を採用しています。5月25日の第11回講義では、「トラブルに強くなる」をテーマに、J-FLEC講師の大野木美紀氏が登壇。続く第12回では、日本FP協会の和知健次氏を講師に迎えました。消費者契約法やクーリング・オフ制度から、ライフプランニング、キャッシュフロー表の作成に至るまで実例に基づく解説があり、学生たちが社会で生きるための実践的な知見を得る機会となりました。
当日は多くの学生が受講し、真剣な眼差しで講義に耳を傾け、グループワークにも積極的に取り組んでいました。金融リテラシーは、これからの社会を担う学生にとって不可欠な素養です。日本銀行で金融リテラシー普及を推進した教員が、その知見を基に第一線で活躍する実務家と連携して行う本講義は、教科書的な知識にとどまらず、専門家から直接「生きた知恵」を学ぶことができ、学生にとって貴重な学びの機会となっています。
