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特別教育プログラムGlobal Youth Programme(GYプログラム)第8回BBセミナー・インターンシップ報告会が開催されました

2025/11/10

10月29日(水)、教育機構棟2階のGY実習室にて、特別教育プログラムGlobal Youth Programme(GYプログラム)の一環として「BBセミナー・インターンシップ報告会」が開催されました。

今回の報告者は、GYプログラム第15期生で教養学部3年の増山優さんです。ウガンダで行ったインターンシップについて、「学校業務とスラムでの活動から学んだこと〜外部者としていかに振る舞うか」というテーマで発表しました。

増山さんは、子どもや青少年、特に不就学児童に生活技能や職業技能を身につけさせ、彼らが自活でき、より良い生活を送れるようにすることを目的とした現地NGO「KYDA」でインターンシップを行いました。現地では、NGO附属小学校において未就学児から小学4年生までを対象に、英語・数学・リテラシー科目の授業サポートを担当しました。また、スラムに暮らす子どもたちとの交流や、スラムの女性たちへの訪問調査など教育や福祉方面の活動にも従事しました。

活動を通じて、当初は学校設備の不足を学校側の課題として捉えていましたが、実際には授業料の未納などにより教員の給与さえも十分に支払えない財政状況にあるという実態を知り、課題が学校側だけに起因するものではないと気づきました。また、言語の壁や信頼関係の構築などの困難にも直面しましたが、ボランティア支援によって環境が徐々に整ってきている現状も実感できたとのことです。

今回のBBセミナーを通じ、現地という「ミクロな視点」から課題に対してアプローチする重要性を改めて感じる機会となりました。

GYプログラムでは今後も、学生たちの日頃の学びが派遣留学やインターンシップの経験につながるよう、引き続きサポートを行ってまいります。

増山優さん(GYP第15期生 教養学部3年)
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