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農林水産省関東農政局の幹部が本学を訪問

2025/10/16

10月10日(金)、農林水産省関東農政局の石井克欣次長、浦杉敬助企画調整室長が本学を訪問されました。関東農政局では、農業従事者の高齢化による農業の担い手の減少など農業に関する問題について、若い方に農業に関心を持ってもらうため、大学生のサークルが農作業や地域との交流を通じて、食や農への理解を深め、地域に貢献する活動を紹介しています。その中で、埼玉大学有機農業研究会は、育苗から栽培管理、収穫・種どりまでの行程を、しかも有機農業で着実に実践していることが注目され、訪問されるに至ったものです。

当日は、学生宿舎南側ほ場での学生の栽培活動の様子、学外の田んぼやほ場を見学され、その後、地域農家の方も出席し、意見交換が行われました。
まず、有機農業研究会顧問である野中進理事(教学・学生担当)・副学長の挨拶に続き、有機農業研究会代表理事の教養学部3年 羽田宗一郎さんが「革新的有機稲作技術の習得と稲作文化の探求プロジェクト」と題して、有機農法による稲作を説明し、農家が苦労している除草の作業負担が軽減された成果、新年会で収穫したもち米での餅つきや料理を通じ、稲作文化や伝統を学んだことを紹介しました。また、地域農家の方からも有機農業研究会の活動の意義について、お話いただきました。

続いて、有機農業研究会理事の教養学部2年 鵜野祐生さんが「見沼の肝っ玉かあちゃん」を実演しました。この紙芝居は、さいたま市の見沼田んぼ地域で長年、有機農業をされている萩原知美さんと有機農業の素晴らしさを描いたもので、一同は鵜野さんの豊かな表現力に引き込まれていました。

最後に意見交換が行われ、関東農政局の石井次長、浦杉室長から、有機農業研究会の有機農業に対する取組みや地域とのつながりに感銘を受けたこと、学生に対し、今後も農業に関心を持って、関わってほしいと発言があり、盛り上がった雰囲気の中で閉会となりました。

ほ場見学の様子
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