駐日ガボン共和国大使が表敬訪問、学生へエコツーリズムに関する講義を実施
2025/7/2
6月26日(木)、駐日ガボン共和国大使館 ジョゼフ・ジロ・エファンゴ・オバゲ大使が本学を訪問され、全学共通教育科目「Introduction to International Relations」の一環として「生物多様性・環境保護:ガボンのエコ・ツーリズム」をテーマにご講演をいただきました。
ガボン共和国は中央アフリカ西海岸、赤道直下に位置する国で、国土の約85%が森林に覆われ、熱帯雨林の面積は世界第2位を誇ります。本講義のコーディネーターを務める加藤基顧問(埼玉大学フェロー)は、かつて駐ガボン共和国日本大使として約4年半にわたり勤務されました。講義はフランス語で行われ、加藤顧問の通訳のもと進められました。
講義では、オバゲ大使よりガボンにおける自然環境や野生動物の保護、生物多様性の保全に向けた取り組みについて紹介がありました。また、加藤顧問から日本からの支援として、海外青年協力隊の派遣や衛星画像の提供など、環境保全に関する国際協力が行われていることについて解説がありました。
遠く離れたアフリカの国においても日本との友好関係が築かれていることを学び、学生にとって国際的な視野をさらに広げる貴重な機会となりました。
また、講義後にオバゲ大使は坂井貴文学長を表敬訪問されました。懇談では本学から野中進理事(教学・学生担当)・副学長、市橋秀夫副学長(国際・グローバル教育担当)、加藤基顧問(埼玉大学フェロー)、小中鉄雄教授が同席し、和やかな意見交換が行われました。
(左から)駐日ガボン共和国大使館マンベンダ氏、野中理事、坂井学長、オバゲ大使、加藤顧問、市橋副学長、小中教授