米国の大学に在籍または在籍予定の留学生の受け入れについて
2025/6/3
埼玉大学は、米国政府による留学生受け入れの一部停止措置に対し、同国の大学・大学院に在籍または在籍予定の留学生が安心して学びを継続できるよう、当該学生の受け入れ支援等を実施します。
2025年度第3・4タームより、当該学生を科目等履修生等として学部・大学院で受け入れる方向で検討しておりますが、具体的な対象者や支援内容等については、決定次第、公表します。
なお、埼玉大学では、同規模大学と比較して多くの海外協定校を持つという強みを活かした積極的な派遣留学・受入留学の推進だけでなく、全ての授業と論文指導を英語のみで行う大学院人文社会科学研究科の「MAプログラム」・「MEconプログラム」、大学院理工学研究科の「環境社会基盤開発工学 留学生特別コース」といった国際的な教育プログラムの充実など、大学のグローバル化に資する取組を実施しています。
それらの成果を基に、令和6年度には文部科学省「ソーシャルインパクト創出のための多文化共修キャンパス形成支援事業」に採択され、より一層の国際教育の充実を図っています。
埼玉大学は、多様なグローバル人材の育成を担う大学として、在学生の支援はもちろんのこと、本件における留学生の受入れ等を通じて、国際社会に貢献するための取組を推進していきます。
令和7年6月3日
埼玉大学長 坂井貴文