埼玉りそな銀行による寄附講義「地域金融×地域創生入門」が開講しました
2025/5/7
2025年度の埼玉りそな銀行による寄附講義「地域金融×地域創生入門」(担当:石阪督規教授)が開講しました。
この寄附講義は、埼玉りそな銀行との包括連携協定に基づく取り組みとして2008年度より実施しており、今年度で17回目を迎えます。
埼玉りそな銀行の各部門、埼玉の自治体、また埼玉との関わりが深い企業により、それぞれの立場での地域との関わりや取り組み、将来ビジョンなどについてお話しいただきます。
全学部の学生が履修できる教養・スキル・リテラシー科目として開講している人気講義で、今年度は約300名の学生が聴講しています。
5月1日(木)に行われた第2回目の講義では、埼玉りそな銀行の福岡聡代表取締役社長にお話をいただきました。同社の前身の銀行設立に関わった埼玉の偉人、渋沢栄一翁のお話から、地域金融機関として求められる役割や存在意義について、また、同社の持つネットワークやノウハウおよび地域資源を活かした地域課題の解決に向けた取り組みなどについてお話をいただきました。
さらに、社長ご自身の体験を踏まえ、多くの失敗から学び成長することの重要性など、学生へ熱いエールを送っていただきました。
講演後の質疑応答では、学生の起業事例に関する質問や、講義の中で出た空き家問題について、さらに現在のマーケット環境に関する質問に対し、担当役員の方と共に丁寧にお答えいただきました。
本講義では、今後も様々な分野の講師をお招きし、地域金融と地域創生について学んでいきます。