ASEANについて学ぶ(2)-国際共修科目「Introduction to International Relations」より
2024/5/8
教養・スキル・リテラシー科目の講義「Introduction to International Relations」は、日本と世界との結びつきを第一線で担っている各国在京大使館や国際機関の皆さんなどを講師にお迎えし、世界中から集まる留学生と日本人学生が交流しながら共に学び、グローバルな問題への理解と国際的な視野を広げることを目指した国際共修授業です。ホームページのニュースで講義の様子を毎週お伝えしています。
5月2日(木)の講義では、前週に引き続き「ASEAN and AJC」というテーマで、日本ASEANセンター事業部長(観光・人物交流・国別協力支援担当)の EI EI Khin氏を講師としてお招きし、英語にて講演いただきました。
講演ではASEAN加盟国間の連携やビジョンについて、各国の基礎データや地図・イラストを用いた視覚的な情報も提示されながら説明されました。また、ASEANと周辺アジア諸国とのパートナーシップについても触れ、その中でASEANと日本の関係に焦点が当てられました。多岐にわたる分野で協力関係を築いており、日本ASEANセンターの活動内容や目的・広報活動に言及され、相互理解と友好関係の促進を目指し、様々なプログラムやイベントを通じて地域全体の発展と安定に向けた連携が重要であることが強調されました。
後半は受講者が英語と日本語の両方でディスカッションを行い、様々な意見が交わされました。また、大学の事前広報を見て参加した留学生も積極的に講義・ディスカッションに参加されていました。
2週にわたったASEANについての講義では、ASEANという組織のことだけに留まらず「異なる言語・文化・宗教を持つ国がお互いに尊重・理解することの重要性」について考える機会となりました。