JICA(独立行政法人国際協力機構)との包括連携協定を更新
2025/9/1
埼玉大学とJICA(独立行政法人国際協力機構)との連携の歴史は古く、2010年に包括連携協定を締結以降、大学授業への講師派遣、研修員の受入れ、JICA海外協力隊のセミナー実施、また草の根技術協力事業やSATREPSへの参画等相互に協力関係を深めてきました。本年8月には、JICAとの共催でTICAD9パートナー事業「日本・アフリカ・ユースキャンプ」*¹ も実施したところです。
そうした中、9月1日、上記包括連携協定を更新し、今後5年間更なる協力の継続・深化に努めることといたしました。
埼玉大学は、現在「大学の国際化によるソーシャルインパクト創出支援事業」*² の下、多文化共修キャンパスの創造による新時代の大学国際化に注力していることもあり、今後も国際協力の中核的実施機関であるJICAと連携しながら、地球規模の課題解決のため、また埼玉県内の地域課題解決に向けて取り組んでいきます。



*1)第9回アフリカ開発会議(TICAD9)を前にJICAと日本・アフリカ・ユースキャンプを開催
*2)埼玉大学は2024年度から「地域共創-ダイバーシティ課題解決-レジリエント社会研究の三位一体による実践的な多文化共生教育の全学展開」事業を開始しました。この事業では、「地域共創」「ダイバーシティ推進」「レジリエント社会」の三つを軸とし、日本人学生と外国人学生が協働して世界共通の課題について学ぶとともに、お互いの文化の独自性への理解を深めることを重視した教育プログラムを推進します。