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2024/01/31

部員全員の個性が際立つ創作ダンスで日本一に!

本学ダンス部が「第35回全日本高校・大学ダンスフェスティバル(神戸)」創作コンクール部門大学の部で文部科学大臣賞を受賞

Profile

(上段左から)
部長
教育学部 学校教育教員養成課程 小学校コース 社会専修 2年
安藤瑠那さん
(光英VERITAS高等学校出身)

経済学部 経済学科 経済分析メジャー 4年
武田大地さん
(栄東高等学校出身)

教育学部 学校教育教員養成課程 小学校コース 芸術専修図画工作分野 2年
本田 愛さん
(栃木県立宇都宮女子高等学校出身)

教養学部 教養学科 1年
渕本亜海さん
(埼玉県立熊谷女子高等学校出身)

(下段左から)
教育学部 養護教諭養成課程 3年
砂道優花さん
(富山県立砺波高等学校出身)

教育学部 学校教育教員養成課程 中学校コース 身体文化専修保健体育分野 3年
高見飛凪さん
(神戸野田高等学校出身)

教育学部 学校教育教員養成課程 中学校コース 身体文化専修保健体育分野 4年
岡本妃織さん
(帝塚山学院高等学校出身)

(都合により不在)
教育学部 学校教育教員養成課程 中学校コース 身体文化専修保健体育分野 2年
犬飼千晴さん
(東京都立総合芸術高等学校出身)

2023年8月7日~10日に神戸文化ホールで開催された「第35回全日本高校・大学ダンスフェスティバル(神戸)」にて、埼玉大学ダンス部が文部科学大臣賞を受賞。ダンス部の皆さんに受賞の感想を聞きました。

出場校の中で埼玉大学ダンス部の演目が異彩を放っていた理由

埼玉大学ダンス部で取り組むダンスのジャンルは、「創作ダンス」といわれるものです。創作ダンスでは、美術作品や文献、社会情勢など様々な分野に興味を張り巡らせ、今表現したいテーマを選び、動きを創っていきます。

また、テーマに合わせて音や衣装なども工夫し、総合芸術として作品を創りあげていきます。私たちは、見てくださる方の心を動かせるような作品を創りたいと考えながら日々創作に励んでいます。

毎年8月に兵庫県神戸市で開催される「全日本高校・大学ダンスフェスティバル(神戸)」は、私たちのような創作ダンスに打ち込む学生にとっての一大イベント。創作コンクール部門では、高校の部と大学の部に分かれて、全国から集まった学生たちが創作ダンスを上演しますが、2023年8月に行われた第35回大会で最高位である文部科学大臣賞を受賞できました。

この賞は「創作作品の完成度の高さ」の評価で総得点が第1位となった作品に授与されるもので、埼玉大学ダンス部としては2012年(第25回大会)、2014年(第27回大会)に続く3度目の受賞になります。

大会で披露したのは、ドイツに伝わる伝説「ハーメルンの笛吹き男」をモチーフにした「The Pied Piper この男は何者か」という作品。なぜ大会で上演することにしたのかというと、部員全員の個性を際立たせることができるものだったからです。

大会に出場する大学のダンス部には、大勢の部員を擁するところも少なくありません。そんな中に、私たちは総勢8名と少人数です。同大会の高校の部での受賞経験者や、クラシックバレエの経験者もいる一方、ダンスを初めて1年未満というメンバーもいます。しかし、そのことを自分たちの特長と捉えて、メンバー1人ひとりの特徴を活かしながら、全国大会で戦える完成度の高い作品を目指しました。

「ハーメルンの笛吹き男」には、「言葉巧みに誘惑するもの」という意もあります。今回の作品では小道具としてりんごを使用しており、「甘言」という意味を持たせています。甘い言葉に惑わされ、気づけば破滅の道へと向かってしまっていたという皮肉に満ちた事象は、昨今の社会情勢にも当てはまると考えています。見てくださる方には、シュールで不思議な世界観を堪能してもらいながらも、もしかしてこれは自分たち自身のことなのでは…と考えてもらえたら本望です。そのためにも、作品に込めたメッセージが伝えられるようにするべく練習を重ねました。

作品を見てくださった多くの方からは「大人数で動きを合わせて迫力を演出した作品が多い中、各メンバーのキャラクターを活かした埼玉大学の作品は印象的だった。」という感想をいただきました。

現部員と歴代の部員の総力戦で臨んだ大会

受賞して、まず感じたのが「驚き」でした。もちろん出場するからには「日本一になりたい」という思いは胸に秘めていましたが、それよりも「自分たちにできることを精一杯やろう」という気持ちを前面に押し出して臨んだ大会だったからです。

驚きに続いて押し寄せてきたのが「この作品が評価されて嬉しい」という気持ち。作品づくりや練習には様々な苦労がありましたが、そんな苦労が報われたなと感じたのは、大分時間が経った後でしたね。

作品の方向性がある程度かたまれば、顧問の細川江利子教授の指導を受けながら、ブラッシュアップしていきますが、基本的には振り付けや音楽の選定などは、すべて学生が行うのが埼玉大学ダンス部の流儀です。

また、大会が近づくと、OB・OGの先輩方にも練習をみてもらい指導してもらいます。今回、日本一になれたのは、これまで埼玉大学ダンス部で活動してきたすべての方の力があったからこそなのです。

大会の後、細川先生からは「みんなの表現力の高さを感じたよ」と褒めていただきましたが、とても嬉しかったことを覚えています。

先生が指導中に使われる言葉は、とても繊細で、こちらのイメージを膨らませ、踊りたい気持ちを掻き立ててくれます。正直、「私たちではまだまだ先生の考えをすべてを理解できる境地にいない」と思うこともしばしば。そんな細川先生は、私たちにとって憧れの存在です。常日頃から、先生と同じ境地にたって、物事を考えられるようになりたいと感じています。

部員の中には、高校時代に「全日本高校・大学ダンスフェスティバル(神戸)」でダンス部の先輩方の踊りを目の当たりにして、埼玉大学への進学を志した者もいます。今回の大会で、私たちが踊る姿を観て、同じような気持ちになってくれた高校生がいると嬉しいですね。

来年の大会も含め、今年いただいた賞に恥じないような活動をしていかなければならないという思いは確かにあります。ただ、あまりプレッシャーを感じてもよい結果は得られないので、これからもダンスを楽しむ気持ちを忘れずに活動していきたいと思います。

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