教育学研究科の修了認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
専門職学位課程(教職大学院)は、社会の変化とともに学び続け、教員集団の中核として活躍する実践的探究力と課題解決力をもった教員を育成することを教育目的とする。この教育目的を達成するために、以下の資質・能力を獲得した者に対し修了を認定し、教職修士(専門職)を授与する。
1. 高度な知識・技能に基づいた授業実践力
子どもたちの個性に応じた学習支援に配慮しつつ、彼らが主体的・協働的に学ぶ授業をデザインし、実践できる高度な力
2. 子ども理解に基づく学級経営力
子どもたちや子どもたちを取り巻く現状を多面的多角的に把握した上で、良好な人間関係を構築し、彼らの思いや願いを受けとめた適切な
学級経営ができる高度な力
3.的確な課題把握に基づく教育経営・学校運営力
学校課題を的確に把握して問題解決をはかり、学校運営の中核的スクールリーダーとなりうる高度な組織マネジメント力
4.深い省察に基づく実践研究力
教職実践者として実践を深くリフレクションしながら、実践と理論を往還する高度な研究力
現職教員として入学した者には、上記 1~4.に加えて以下の資質・能力の獲得を求める。
5. 学校運営改善を推進する提案力
最新の教育動向を踏まえ、学校現場に向けて、効果的な授業の改善策や学校運営の改善策を提案し推進していく高度な力
6. 地域や他校との連携を円滑に進める調整力
対話を通して、地域や他校との適切な調整を行い、連携を推進することができる高度な力