教養学部の教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
教養学部では、教養学科を置き、さらに 5 つの専修課程(グローバル・ガバナンス専修課程、現代社会専修課程、哲学歴史専修課程、ヨーロッパ・アメリカ文化専修課程、日本・アジア文化専修課程)を置く。
学生は入学時から教養学科に所属するが、1 年次に幅広い学問領域に触れた上で 2年次から専門分野を選択し、5 つの専修課程のいずれかに所属する。
以上のような課程編成のもと、修業年限 4 年を目標として、学生が「卒業認定・学位授与の方針」にかなう知識とこれを応用する能力を獲得し、自らの資質を涵養することをめざして、教養学部の学士課程教育プログラムに基づき、次のような体系的で質の高い教育を実施する。
(1) 各専修課程が開設する「講義」「研究法」「演習」「実習」「卒業研究」等の専門科目において、専門的な深い知識を修得させる。
(2) 各自の課題に応じた履修計画を教員の指導のもとに、作成する能力を修得させる。
(3) 「教養・スキル・リテラシー科目のうち外国語科目群及び英語スキル教育科目群を除く科目群(基盤科目)」および各専修課程が開設する
「基礎講義」等の専門科目において、幅広い基本的知識及び専門分野の基本的知識を習得させる。
(4) 「教養・スキル・リテラシー科目のうち外国語科目群及び英語スキル教育科目群(外国語科目)」「アカデミックスキルズ」、ならびに各
専修課程が開設する「研究法」「演習」「実習」「語学」「卒業研究」等の専門科目において、知識を活用できる汎用的な能力を修得させる。
(5) 「多文化理解科目」において、多様な文化および価値観を理解し、主体性を持って多様な人々と共生・協働する姿勢と能力を修得させる。
学生が身に付けた学修成果については、各科目のシラバスで定めた学修目標に対する達成度に基づいて、国立大学法人埼玉大学単位修得の認定に関する規則等により定めた方法・基準により厳格に評価する。