9期生 ホモカン グレース
- 留学国
- Australia, Monash University
- 留学テーマ
- 積極的な一歩がもたらした成長と新たな視野
- 留学期間
- 2023年7月〜2024年6月
- 費用
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約280万円
- 奨学金の種類
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・JASSO海外留学支援制度(協定派遣)の奨学金(給付型)- 月7万円(1年間)
・埼玉発世界へ奨学金 地域活躍コース – 20万円
- 履修内容(メインで勉強した科目等)
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経営科目(Buyer Behaviour, Marketing Decision Analysis, Sales Management and Negotiationなどマーケティング関連の科目)
- 課外活動(クラブ活動、インターンシップなど)
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・NRC(Non-Residential College)での活動
・現在はMSC(Monash Student Communities)の名で活動している。
- 学んだこと、身に着けた力
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・Excelを用いたマーケティング分析
・自分の意見を積極的に発信する力
・多様なバックグラウンドを持つ人々と協働する力
・新しい環境に柔軟に適応する力
・失敗を恐れずに挑戦する姿勢
体験・感想
モナシュ大学は、学生へのサポート体制が非常に充実していると感じました。キャンパス内では定期的に無料の軽食が配布され、テスト期間中には「癒しキャンペーン」としてマッサージやコーヒーの無料提供が行われるなど、学生が安心して学業に集中できるような環境が整えられています。また、留学生と現地学生の交流を促進するイベントも多く、自然と友人作りや異文化交流の機会に恵まれました。
生活面では大学近くのシェアハウスで暮らし、国籍・年齢・職業の異なる人々と共同生活を送りました。文化や価値観の違いから衝突することもありましたが、自分の意見を言語化し、相手の立場を理解しながら解決策を見つけることで、多様性の中で共生する力を養えたと思います。
学習面では、予習を前提とした授業が多く、少人数でのグループ課題や発表も頻繁にありました。そのため、授業後は、図書館に長時間こもって課題に取り組むことも少なくありません。また、現地学生との英語力の差に苦労する場面もありましたが、分からないことを素直に質問し続けたことで理解が深まり、同時にグループメンバーとの信頼関係も築くことができました。特に印象に残っているのは「Sales Management and Negotiation」の授業です。教授との交渉テストでは、AIの登場により雇用が脅かされるといった現実的なテーマを扱い、実践的な交渉術を学ぶことができました。これは少人数制を重視するモナシュ大学ならではの貴重な経験だったと思います。
「GT生でよかった」と感じたエピソード
留学が始まった当初、不安や悩みを相談できる仲間がいたことは大きな支えとなりました。ビザ申請や留学準備に関する情報を共有できたのも、GT生同士のネットワークのおかげです。
また、海外大学院進学を視野に入れる中で、GTの教授から奨学金や進学に関する情報を積極的に得られたことも大きかったです。
これらのサポートはGTPに所属していたからこそ受けられたものであり、不安よりも期待や挑戦への意欲を強く持てたのはそのおかげだと感じています。
後輩へのメッセージ
留学生活を充実させられるかどうかは、自分の行動次第です。私自身、積極的に動いたことで、現在も交流が続く友人に出会い、異なる文化背景を持つ人々から新しい価値観や考え方を学ぶことができました。
慣れない環境では失敗することもありますが、それは決して恥ずかしいことではなく、むしろ成長の糧になります。留学は「自分の知らなかった一面」を発見できる大きなチャンスです。これから留学を目指す皆さんには、ぜひ積極的に挑戦して、留学の魅力を最大限に味わってほしいと思います。応援しています!
















